広島市立大学の評判・口コミ【国際学部編】

志望理由

広島県内の国公立で国際学部がある大学は、広島市立大学が唯一でした。国際学部は包括的な学部で、人文学系も社会学系も学ぶことができ、自分の興味に合わせて様々な分野について学ぶことができます。また、ヨーロッパでも、アフリカでも、アジアでも、どの地域においても専門家の先生がいるのも国際学部の強みです。外国語教育にも力を入れていて、学校による交換留学も充実しています。入試に必要な科目も3科目ですから負担も少ないです。国際学部以外には情報科学部と芸術学部があり、これら2つも他大学には少ない珍しい学部です。個性的な人々と出会うことができます。

大学で勉強していること

政治や歴史、メディア、言語など、幅広い分野について勉強しています。私は第二外国語にフランス語を選んだので、週2日フランス語の授業があります。実際にフランス製の教科書を使い、フランス語で授業が行われるので、「フランス語でフランス語を学ぶ」が実現します。情報科学部、芸術学部と合同の授業もあり、各学部の個性あるプレゼンテーションを見ることができます。芸術学部の先生がいるため、メディアについても芸術の方面からの意見を聞くことができます。

満足していること：幅広い分野を学べる

施設面としては、人数も多くないからかキャンパス自体がこじんまりとしているため、迷うことなく移動できます。学食のメニューはどれも美味しく、特にカレーと醤油ラーメンがオススメです。比較的新しい大学だからか、国公立大学にしては設備が綺麗です。自習室や学内でのパソコンの貸し出しが充実しているので、「大学生になったから」と急いでパソコンを買う必要もありません。芸術学部棟の中にはギャラリーもあり、大学内で芸術鑑賞ができるのは珍しいと思います。サークルもたくさんあるので、自分に合ったものがきっと見つかります。

不満に感じていること：市外からは入学金が高い

広島市の大学なので、広島市外に住んでいる人は入学金が広島市から進学する人の倍です。広島市に税金を払っていないので仕方がないとも言えますが、それを理由に別の大学を志望した人もいます。また、学食のテーブル数が学生数に対して少し足りません。昼は混雑するので座れないこともあり、外のベンチで食べることもあるのでもう少し食堂が広ければいいのにな、と思います。構内で高低差が100メートルあるため、体育の施設があるところまで行くのが少し大変です。たまにイノシシが出るのもどうにかしてほしいと思います。

広島市立大学のおすすめ学部：芸術学部

国際学部や情報科学部はまだしも、公立で芸術学部がある大学はなかなｋありません。実際、芸術学部は広島県外からの進学者も多いです。絵画も彫刻も、現代アートもデザインも、芸術のことはなんでも学べます。施設もとても充実していて、おそらく西日本では1番充実しているでしょう。

広島市立大学に通って良かった？

個性的な学部が集まる大学であるため、様々な人に出会うことができます。留学に参加している人も多いため、留学に関する疑問も解決しやすいです。他の大学に比べて人が多くないので、人混みに遭遇することはあまりなく居心地が良いです。サークル活動も熱心なようで、七夕などは様々な部活がライブをしたりイベントをしています。サークルに対する補助も充実しています。自分で勉強しようと思えばどんどん勉強できるようになっている大学なので、自分のペースで勉強できて楽しいです。