東洋英和女学院大学の評判・口コミ【人間科学部編】

東洋英和女学院大学の特徴

東洋英和女学院大学は、プロテスタント系のミッションスクールで、平日の昼間には自由参加の礼拝も行われています。人間科学部では心理学を専門的に学ぶことができ、公認心理師や臨床心理士の資格を取りたい方にはオススメです。ただし、カリキュラムとしては必須科目も含めて必要な単位を取らなくてはならず、留年してしまう方も少なくないので、勉強がとても大変であるという面もあります。その一方で、部活動やサークル活動も充実しており、少人数制の授業も多いため、友人が出来やすく楽しいキャンパスライフが送れるであろうことも間違いありません。設備の充実している図書館や、運動部やダイエット中の方にオススメのスポーツクラブもあります。

満足していること：部活動

キャンパスには体育館やグラウンドだけでなく、弓道場、ゴルフ場、武道場、スポーツクラブが充実しており、部活動でなくても自由に利用することができます。私は弓道部と合気道部を兼部しておりました。武道系の部活であったこともあってか、外国人留学生との交流もとても多かったです。精神力や護身術を身につけただけでなく、他大学との交流や国際交流の場にもなって、とても充実していました。

満足していること②：授業

人間科学科は、専門性の高い学科であるため、必須科目が多くて大変です。テストも決して簡単ではなく、単位を落としてしまう方も少なくありません。ですが、スキルや専門知識を身につけるにはとても良い環境で、先生の指導が丁寧でわかりやすく、質問もしやすく、テストや資格試験の相談にも気軽に乗っていただける先生がほとんどです。ゼミに入ると、更に専門分野について深く学ぶことができ、資格を取得したいと思っている生徒にとってはとても授業が充実していると言えます。

不満に感じていること：留学制度

国際社会学部では留学制度が充実していますが、人間科学部ではお世辞にも留学制度が充実しているとは言えません。勿論、人間科学部でも留学ができないわけではないのですが、国際社会学部では留学カリキュラムを積極的に取り入れ、特に国際コミュニケーション学科では留学を必須としています。それに対して人間科学部の留学カリキュラムは、数も少なく留学を勧められることもあまりなく、語学の授業はほとんどが国際社会学部向けです。人間科学部にも留学希望者は少なくないので、留学カリキュラムをもっと取り入れて欲しいと考えています。

不満に感じていること②：キャンパスの立地

大学周辺は閑静な住宅街であり、食事をしたり遊んだりする場所が皆無と言っていいほどありません。また、シャトルバスが出ているとはいえ駅からも遠く、シャトルバスも人数制限があり、通学にはとても不便に感じます。食事が出来る場所は学食ぐらいしかなく、お昼時には完全に埋まってしまい、キャンパス内の売店やコンビニエンスストアもすぐに混雑してしまうため、とても不便です。立地はお世辞にも良いとはいえません。

東洋英和女学院大学のおすすめ学部：人間科学部

私自身、人間科学部で勉強していました。人間科学部には人間科学科と保育こども学科の2種類があり、どちらも専門性の高い学科です。カリキュラムや実習も充実しており、心理職に就きたい方、保育士や幼稚園教諭を目指している方にとってはとてもオススメの学部です。

東洋英和女学院大学に通って良かった？

必須科目が多いため、1、2年時の時間割は大変ですが、3年生になると専門性の高いゼミに入ることができ、資格に向けたカリキュラムを組むことができます。また、実習等も充実しており、就職にも有効なカリキュラムであると言えます。4年生になってからは就職や大学院進学に向けての準備が始まりますが、就職活動に関してもとても面倒見が良く、就職セミナーも充実しているため、就職率は90%を超えています。