横浜国立大学の評判・口コミ【経済学部編】

志望理由

高校生の時に生徒会で会計を担当しており、お金に関係のあることをしたいと漠然と思いました。高校で政治経済の授業を受けてリーマンショックの仕組みを知り、なんとなく聞いていたニュースの単語が分かるようになりました。大学でもっと勉強すれば世界をさらに詳しく見ることができるではないかと思いました。また、世の中の経済の仕組みが知りたかったのはもちろんですが、将来のことを考えたときに銀行で働きたいと思ったので、一番就職できそうな経済学部を選びました。第一志望は違う大学の経済学部でしたが合格することが出来ず、第二志望であった現在の大学へと進学しました。

大学で勉強していること

ミクロ経済学やゲーム理論など数学的な理論に興味があったので、そのようなことを中心に勉強していました。人々がどうすれば幸福になれるのか、どのような政策や手段を取るとお金の供給にどういった変化が生じて人々に影響を与えるのか、などのことを学んでいました。分析には簡単なグラフはもちろん、微分積分を使ってどれくらい行動を変えれば一番効果があるのかなどを求めていきました。現実には適用しきれない理論であることは確かですが、現実の基礎となることを学ぶことが出来ました。

満足していること：経営学部の授業を受けられる

私の通う経済学部は2年生から経営学部の専門授業を受けることが出来ます。経済学部ではミクロ経済の理論的なこと、経営学部ではマーケティングなどの実践的なことを学ぶことが出来ます。自分の学部に縛られずに興味のあることを学習できる環境が整っています。私は半期に1つか2つ経営学部の授業を受けていました。もちろん基礎的な知識が不足している状態で受けなければならない授業もありますが、自分で学ぶという意欲があれば深く学ぶことが出来ます。

不満に感じていること：駅から遠い

最寄り駅が2つありますが、どちらも駅から大学まで15分以上かかります。そのうち1つの駅からはずっと階段を上ってこなくてはなりません。学部によっては駅の反対側のため、移動にかなりの労力がかかります。2019年に羽沢横浜国大駅という駅が今までの駅と反対側に出来ましたが、近い門からも10分以上かかる上、電車の本数が少なく利用しづらいです。楽な手段としては横浜駅からバスに乗ることですが、大学内に入るバスは平日のみで混雑しています。近くのバス停に止まるバスも到着時間が遅れることが多く、通学に利用しづらいです。

横浜国立大学のおすすめ学部：都市科学部

2017年に文理共通学科として誕生した学部です。特に建築学科は前身の建築学部時代からとても評価が高く、優秀な学科とされていました。建築学科が講義で使用したり作業で使用する建築棟と呼ばれる棟は見た目もかっこよく、独立した建物として存在感を放っています。

横浜国立大学に通って良かった？

国立大学なので通っている人のレベルが高く、講義中のディスカッションや友達として話していても楽しいです。地元では有名な大学なので、アルバイトの面接や就職活動でも有利でした。他大学や他の学部に比べるとあまり忙しくなく、しっかりと計画を立てられれば授業とアルバイトなどを両立することが出来ました。先生たちも世界的に著名な先生もいらっしゃり、学生として時間を使わせていただいて詳しく教わることが出来ます。