新潟大学の評判・口コミ【理学部編】

新潟大学の特徴

規模が大きいです。新潟大学には10個の学部があり、旭町キャンパスと五十嵐キャンパスの二つのキャンパスを持ちます。特に五十嵐キャンパスは８個の学部生（教育学部、法学部、人文学部、創生学部、農学部、理学部、工学部、経済学部）と大学院生が通っています。そのため、自分の分野とは違う人ともかかわる機会があります。また、それだけの学生が通っているため、建物はとても多く（学食は３つもあります）、講義の際の移動が大変です。

満足していること：キャンパスの環境

五十嵐キャンパスは敷地面積が大きく、また、キャンパス内のいたるところに植物が植えられています。そのため、春には桜はもちろん、様々な花が咲いているところを見ることができます。私自身、植物の名前をよく知っていたり、とても興味を持っているわけではありませんが、帰り道で見つけたりすることが楽しいです。また、校舎も全体的に綺麗で新しいと思います。特に、教養科目の授業がある総合教育棟や図書館は新しいです。私自身、テスト前やレポートをする際にはよく図書館を利用しています。

満足していること②：サークル

新潟大学は学生数が１万人を超える大きな大学のため、サークルや部活動がたくさんあります。メジャーなバレーボールやサッカーなどのスポーツはもちろん、馬術部や探検部、オリエンテーリング部といった名前を聞いても少しイメージがわきにくいようなユニークなサークルや部活があります。また、一つの競技でも多数のサークルがあるため、自分に合ったものを選ぶことができます。また、普段関わらない他の学部生や、先輩と関わることが可能です。

不満に感じていること：キャンパスの立地

五十嵐キャンパス最寄りの駅は中心地の新潟駅から６つ離れており、JRで20分ほどかかるため、やや不便です（JRは約20分に1本ほどのペースで運行しているため、人によっては不便に感じるかもしれません）。周囲には大きなショッピングモールなどはなく、遊びに行くには新潟駅方面にいかなければいけないです。最寄りのスーパーは１kmほどで距離は誓いのですが、途中に急な坂があるため距離以上に疲労を感じます。冬になると、雪が降ったり、天候が荒れることがよくあるため移動はより一層辛くなります。

不満に感じていること②：授業

授業の内容自体は特に不満はありません。インターネット上に授業資料を載せてくれたり、板書をしてくれます。また、授業でわからなかったことを授業後に聞くと、しっかりと教えてくれますし（これは私個人の感想です）前もって連絡をし、都合が合えば授業後ではなくても教えてもらいに行くことが可能です。しかし、新潟大学はセミスター制ではなく、ターム制と言う者を取っております（簡単に言うと、4学期制です）。そのため講義によっては1週間に２回あります。そのため、専門的な内容だとレポートの提出や復習が大変で、あっという間にテストを迎えてしまいます。

新潟大学のおすすめ学部：理学部

理学部は入学時点では分野に分かれておらず（入学前に希望することによって自分の分野を決めることもできます。）２年生の後期から自分の進みたい分野（物理や化学、生物など）に分かれます。そのため、それまでの間にそれぞれの分野の入門科目を受けながら、じっくりとどの分野に進むかを考えることができます。実際に私の周りにも、入学時点とは希望する分野が変わっている人は多数います。それぞれの分野ごとに定員は決まっていますが、多めに設定されているため希望した分野にはほとんど進めます。

新潟大学に通って良かった？

私は地元付近の大学と新潟大学のどちらを受けるか迷った末に新潟大学に決めました。新潟大学は北陸や東北を中心にいろいろな都道府県出身の学生がいます。そのため、方言だったり文化の違いに驚くことが少なからずあります。おそらくこの驚きは地元近くの大学に通っていたら体験することのできないことだったと思います。また、自分の慣れた地元を離れて新潟大学という新しい場所にチャレンジしたことによって、就職だったり、これからの人生で新しい場所に行くことに対しての抵抗をなくすことができたと思うためです。