名桜大学の評判・口コミ【スポーツ健康学科編】

名桜大学の特徴

沖縄の北の方の田舎にあるため、周囲は比較的自然が多く、それ故に海や大地と向き合って勉学に励むことができます。また、それ故に運動をする場所が確保されていてスポーツが盛んな学校でした。特に野球部は沖縄ではトップクラスの成績を毎年収めています。学問の面ではやんばる地域（沖縄の北）の自然や歴史を学ぶ授業も豊富にありました。方言を学べる授業は大変面白かったように記憶しております。名桜大学は大いなる自然を中心に沖縄の文化やスポーツを学ぶことができる学校だといえます。

満足していること：部活動

部活動は野球部に所属しておりました。部活において満足した点は明確な指導者がおらず、学生同士で日々の練習の組み立てや試合づくりを行えたことです。毎日選手同士で活発に議論を交わし、全国大会目指して練習をしておりました。通常であれば、指導者の組んだ練習を理由を考えずこなしていたと思いますが、指導者がいないことで各選手が自分やチームに必要なことをひたすら考え、練習の質が向上していたように感じます。その結果現在の仕事でも自ら考え行動するクセが付きましたので、大変貴重な経験であったなと感じております。

満足していること②：ゼミ・研究室

教員の方々は皆、熱心でわかりやすく教えて下さりました。卒業論文を制作する際には、文章の書き方や実験の行い方を基本から、少し難しい応用までもれなく丁寧に指導していただきました。その結果、自分でも満足のいく卒業論文を仕上げることができました。名桜大学の教員はとにかく人材育成にとても力を入れているように感じました。教員は自らの研究もある一方で、生徒の指導もしなくてはなりません。その中でも丁寧に多くの時間を費やしていただいたという実感があり、その中で私も成長できたと思っております。

不満に感じていること：キャンパスの立地

とにかく大学のある場所が田舎になるので、交友関係の広がりには限界があります。東京都内では近くに多くの大学があるため交友関係が無限大に広がっていきますが、名桜大学の場合は周囲に大学が存在しないため、校内のみの交友関係でほとんどの学生が終わります。狭く密な関係の友人を作りたいのであれば問題ありませんが、刺激的な学生生活が送りたいという方にとってはあまり会わないかもしれません。私はその点においては不満を感じておりました。

不満に感じていること②：進路・就職

私の場合は希望の就職先に行けたので良いですが、大半の人が希望の就職先には行けません。それには様々な理由がありますが、名桜大学の就活教育が少し甘いという事がまず挙げられます。具体的には、エントリーシートの書き方や企業の分析などのテクニカルば部分の教育は行いますが、そもそも就職に関してモチベーションを高める活動等がないため、就活を本気でやる学生が少ないように感じます。そのため、就活にはもっと本気で臨むべきという事を教育する必要があるという点に不満に感じております。

名桜大学のおすすめ学部：国際関係学群

今後はグローバル社会において、人材等の流れが活発になるので、今のうちに多種多様な友人を作っておくことは良いことだと感じております。またイベントについても、沖縄では南の方に遠征しなくてはならないあため参加しづらいのが難点としてあります。

名桜大学に通って良かった？

東京都内の大学の方が東京という土地柄、さまざまな人や施設、イベント等に囲まれていて、大学生という多感な機関には非常に合っていると感じるため沖縄の田舎の大学よりは都会の大学の方が良いと今では感じております。卒業後に何かの仕事がしたいとなった場合、それに詳しい友達や資金を調達してくれる友達の絶対数でいえば東京はくらべものにならないくらい多いと思うので、それらの情報や人にふれたほうが良いと感じております。