京都精華大学の評判・口コミ【マンガ学部編】

志望理由

小学生の時に初めてマンガ雑誌を読み始めてからマンガの虜になりました。小さい頃から絵を描くことが好きだったので、中学に上がると自分でマンガを模して絵を描くようになりました。この時期から自分の作品としてマンガを描きたいと強く思うようになり、大学という専門的により追求する場でマンガを学びたいと思い、マンガを専攻とした本学に受験をしました。実際に大学でマンガを学ぶと、日本人学生だけでなく留学生も絵のスキルが高く、入学当初は不安や劣等感を感じることが多くありました。しかし、現在では自分の弱点を把握して強化していくとともに、強みを活かして個性のある作品を作ることを重要視しながら楽しく授業を受けています。

大学で勉強していること

ネーム（ストーリー作り）の基本から、マンガ作成時の原稿用紙や道具の使い方、パース技法、人体構造のデッサン、カラー演習などを行います。カラーは例外ですが漫画は基本的に白黒調なので、2色で人物の感情や行動、背景を伝えるためにかけあみやトーン貼りなど漫画特有の技法を学びます。また、ストーリー構成のために映画制作のようなシナリオを作るなど、絵を描くだけでなく幅広いことを学んでいます。

満足していること：国際交流が盛ん

本学は留学制度がかなり充実しており、当大学に在籍している学生の半分を留学生が占めています。特にアジア圏からの留学生が多く、キャンパス内を歩いていると日本語よりむしろ中国語や韓国語での会話の方がよく聞こえてきます。本学に付属している国際寮では日本人学生と留学生が2人1組でルームメイトとなり、異文化間のコミュニティーを身近に感じることができます。留学先の協定校も多く、実際に私は留学に行くことを検討していますが、留学先の大学または学部の種類が豊富なのでとても迷っています。

不満に感じていること：交通面で不便

本学へのアクセスは2種類あります。一つ目は大学前に留まる電車が通っており、その電車で来る方法です。こちらは比較的通学する際は楽ですが、そもそもその電車が通っている周辺に住んでいる学生は徒歩30分内なら歩いてくる学生が多いのであまり電車を利用しないことが多いです。二つ目は市の地下鉄で最寄りまで行き、そこからスクールバスに乗り換えて通学する方法です。市の地下鉄は遠方から通う学生もいるので利用する学生が多いですが、地下鉄の最寄りから大学までが遠いです。スクールバスはお昼時などの通学する学生が多い時間はとても長い列ができるほど並びます。乗り換えがあるので、最寄りからそこまで遠くに住んでいないにも関わらず通学時間が結構かかることがあります。

京都精華大学のおすすめ学部：マンガ学部

マンガ学部は本になっているマンガだけでなく、アニメーション、カートゥーンなど様々な種類のマンガに触れることができます。絵を描くことが苦手でも、楽しむ気持ちがあれば必然的に作品自体も上手くなっていくと思います。友達とのフィードバックで成長を確認し合うことも楽しみの一つです。

京都精華大学に通って良かった？

異文化交流が盛んなため、カルチャーショックをたくさん受けたり、新しい刺激を受けて在学中でいろいろな学びができると思います。自分の学んでいる専門的なことだけでなく他者を理解することが大切だと気づけるので、マンガを描くために入学しましたが、その他にたくさんの学びがあります。とても充実して楽しい大学生活を送っています。