松山大学の評判・口コミ【経営学部編】

松山大学の特徴

松山大学の特徴は学生に対しての支援がかなりしっかりしている点です。学生支援がしっかりしているというのはどの大学でも言われているかもしれませんが、松山大学の場合就職に対する支援はもちろん、海外留学、運転免許取得に加えて持病のある学生に対しての支援が手厚いです。パニック障害や不安障害などの精神的な持病がある場合でも、授業やテストが受けやすい環境を作るために座席指定の授業では後ろの方やドアの近くに座席を配置してくれたり、テストの時には別室受験対応をしてくれるなど、安心して学校に通える環境を作ってくださいます。さらに年に一度保健室の先生がカウンセリングもしてくださいます。話しやすい先生なので気になることは気軽に相談できます。

満足していること：校内ゼミナール大会

経営学部と経済学部には校内ゼミナール大会というものが年に一度あり、３回生の時に各ゼミナールから出場します。チームでも個人でもどちらで出場しても自由ですが、多くのゼミがチームで出場します。ゼミナール大会に向けてチームで１つの研究テーマについて１年半位の時間をかけて研究をします。自分たちで資料を集めたり、インタビューに行ったりと教授のアドバイスを受けながら自分たちで手探りでもがきながら研究を進めていきます。あまりチームで作業する機会がないのでこのゼミナール大会を通して学生は成長していけます。就職してから必要なチームで一つのものを完成させるという力が身につきます。

満足していること②：キャンパスの環境

キャンパスの環境に満足している理由は２点あります。１つ目は、中四国で最大規模の図書館がある点です。蔵書が96万冊を超えていると言われており、閉架図書は新聞や雑誌のバックナンバーが大量にあり、卒業論文を書くときに非常に便利です。また勉強をするスペースも確保されており、PCが使えるようにコンセントがある席もあります。２つ目は新しいキャンパスができたことです。樋又キャンパスが2016年に完成し、主にゼミのときに利用していました。新しい建物なのでプロジェクター等の設備が各教室に整っており、授業がはかどります。１回には学生や市民の方が利用出来るカフェやレストランがあり、憩いの場となっています。

不満に感じていること：キャンパスの立地

キャンパスの立地は隣に愛媛大学があり学生の街といった場所で治安は良いのですが、JR松山駅から離れているので電車通学の人には便利が悪いです。JR松山駅から路面電車に乗り換えて20分ほどかかります。また、路面電車が朝と夕方のラッシュ時間は路面電車に遅れが出ることが多いため、１時間に一本しかない特急列車に乗り遅れることもあります。自転車置き場も大きくないので自転車で通うことも厳しいので、立地があまり良くない点が不満に感じています。

不満に感じていること②：授業

教授の指導に差がありすぎる場合があります。ある教授は出席カードでや座席指定を行い出席日数などの不正ができないようなシステムを作っていますが、別の教授は何も不正対策をしておらず、真面目に授業に出席している人が嫌な思いをするようなことがありました。また、学生の授業中の私語やスマートフォンの使用など他の学生が不快な思いをする状況を見過ごし、全く注意しないという状況がありました。授業内容に対して不満に思うことは少なかったですが、その他の授業に対してのことについて不満に思うことが多くありました。

松山大学のおすすめ学部：人文学部 社会学科

社会学の理念からメディア、福祉などが学べるからです。他の学部と比べて、資格取得をしながら就職を目指すこともできます。また、これから少子高齢化が深刻な問題となるにつれて福祉の問題は切っても切り離せなません。これからの時代、需要がある分野だと思うので人文学部社会学科をお勧めします。

松山大学に通って良かった？

校内ゼミナール大会で優勝したいという目標をチームで掲げて研究をしたり、プレゼンを作ったりしたチームのメンバーと出会えたことがとても良かったです。研究に行き詰まって悩んだり、意見がまとまらずぶつかりあったりとても濃い時間を過ごした最高の仲間ができました。また、入学前に病気が見つかり不安が大きかったのですが、保健室の先生や所属していたゼミの教授が気にかけてくださり、話を聞いてくださったり学生生活を送りやすい環境を作ってくださったので安心して４年間を過ごすことができました。