福井県立大学の評判・口コミ【経済学部編】

志望理由

元々は関西にある私立の大学に通いたいと思い、受験勉強をしていました。ある時、両親から「金銭的なことについて考えていたが、やはり私立に通わせながら一人暮らしもさせるとなるとかなり厳しい。もし私立に通うなら、関西に親戚がいるからそこに居候する形で通って、一人暮らしは諦めて欲しい」と言われました。悩んだものの、一人暮らしはどうしてもしたかったので近い場所で国公立の経済学部を受験したいと考えました。担任に相談したところ、福井県立大学を勧められたので受験を決意しました。

大学で勉強していること

必修科目では主にマクロ経済学とミクロ経済学に軸を置き、経済学の基本や国際情勢といったことを学び、高校で学んだ公民の延長線といった感じの内容でした。その他の選択科目は金融の基本知識や株や債権といったものについての授業が大半で、その他には英語以外に中国語やロシア語といった高校では習わない言語も任意で一種類学びました。

満足していること：田舎なので落ち着いた学生生活が出来る

福井県という非常に田園の多い地域にある大学なので、娯楽施設などによる誘惑に惑わされることなく学生生活を送ることが出来ます。大学自体が地域との交流が盛んなため、学内の生活支援課に行けば雑誌を通して地域の情報の大半を知ることができます。更にアルバイトや在宅で出来る内職の求人も斡旋して貰えるため、田舎の大学であるにも関わらず学内で学生生活に必要な情報の大半を手に入れることが出来ることも大きな魅力です。あと、地元出身の学生も多く、朗らかな雰囲気の人が多いことも大きな魅力です。

不満に感じていること：交通の便が悪く、課外活動がしづらい

便利な施設が充実している場所からは離れた所にあるにもかかわらず、交通の便が市の運営するバス1つのみであるので非常に不便です。そのため、課外活動のあるようなゼミに入った時は、バスが突然運休になったりすると延期になってしまうこともざらにあります。あと、北陸なので毎年冬になると尋常ではない量の雪が積もり、自動車はおろか自転車でも通学出来ないような事態に陥ることもあります。当然、バスも運行出来なくなるため、県外から入学する方は必ず大学近辺のアパートに住む必要があることもなかなか不便です。

福井県立大学のおすすめ学部：経済学部

必修の科目が比較的少なく、課外活動が少ないので、全学部の中では圧倒的に履修できる授業の自由度が高いです。他の学部は夏休みや春休みにも課題を出されることが多いみたいなので、経済学部が一番やりたいことが出来る学部だと思います。

福井県立大学に通って良かった？

入学当初は辺り一面娯楽施設が何もない田舎の風景が広がっているだけの景色に落胆し、大学の雰囲気も学生特有のイケイケな感じを期待していたのに学生の割に静かな感じの雰囲気だったので、地元に帰りたいという一心でした。しかし、次第に落ち着いて勉学に励む事が出来る環境が好きになり、田舎であることを逆手にとり、進んで体力作りに励む習慣を身につけることも出来たので、社会に出る前に大切なことを学ぶには良い大学だと思えるようになりました。