八洲学園大学の評判・口コミ【生涯学習学部編】

志望理由

前に通っていた通学制の大学を一身上の都合で退学した後、検討を重ね、通信制の八洲学園大学を選びました。主な検討の基準は、体調が不安定だったので通信制であること、そして、前の大学で取得を目指していた図書館司書資格が取得可能で、それに関する授業が豊富であることです。また、金銭的にあまり余裕もなかったので、学費の負担の少なさも鍵になりました。

大学で勉強していること

入学した目的に沿って、主に図書館についての勉強、図書館司書になるための勉強に励みました。また、入学後に学校図書館司書を目指す人に向けた授業も充実していることを知り、学校図書館や学校教育、児童書について学べる授業も積極的に受講しました。その他は、生涯教育に通ずる心理学の入門、簿記、美術に関する一般教養なども学びました。

満足していること：自ら学ぶ力が養われる

八洲学園大学は通信制の大学です。その為、同級生という存在を感じることはなく、教員の方との距離も通学制の大学と比べると遠いと感じました。しかし、どの授業でも教員の方は経験や実績が豊富な印象を受ける信頼できる教員でしたので、リモート授業中にも分からないことがあれば積極的に質問できましたし、質問機能を利用すると毎回とても充実したわかりやすい回答が返ってきました。課題レポートに対してもとても丁寧に評価・コメントしてくださるので意欲が湧きました。そして、通学制でないため、授業にどれだけ熱意を持って参加できるか、勉強に対してどれだけ積極的になれるかは全て自分次第でしたので、自発的に物事に取り組もうとする姿勢が養われたと感じています。

不満に感じていること：授業や教員についての情報が少ない

私は編入学で2年だけお世話になりました。その中で最も不安を感じていた点は、シラバスだけを頼りに受講する授業を決めなければならないことでした。シラバスは教員によって具体的であったり、あっさりしていたりとまちまちでした。編入学にあたってオリエンテーションのようなものもないので、受けたい授業の担当教員がどのような人なのかは第一回の授業の日までほとんどわかりません。また、先輩との交流もないので授業のスタイルや課題の傾向などの情報を得られないことは、通学制と通信制の両方の大学に通って感じた通信制大学最大のウィークポイントでした。

八洲学園大学のおすすめ学部：生涯学習学部

八洲学園大学には私が通っていた当時も生涯学習学部生涯学習学科しかありませんでした。しかし、生涯学習社会に適合するための学びだけでなく、資格取得を目指せる専門科目や文学、芸術、哲学などの人間力を養う教育科目などが幅広く用意されています。人生のどの段階で入学しても、資格取得を目指したり、目標を持って学ぶことができると思います。

八洲学園大学に通って良かった？

高卒程度認定試験を受けて入った大学を中退してしまったコンプレックスと、楽しみながら真剣に学んで目指していた司書資格取得への未練がありました。しかし、八洲学園大学には司書や学芸員、社会教育主事などの国家資格を取得する制度が整っており、必須科目だけでなく必須科目の補強となるような授業も充実していました。大卒という学歴だけでなく、資格を所得してその分野の知見も深めることができ、自信に繋がる貴重な時間となりました。