南山大学の評判・口コミ【国際教養学部編】

志望理由

幼少期から外国語や外国文化、世界情勢に関する諸問題に興味があり、将来はこれらに関する職業に就きたいと昔から考えていました。地元である愛知県の中で国際系の学部学科のレベルが高いと言われていたのがこの大学だったので受験することに決め、合格を勝ち取りました。この大学には外国語学部と国際教養学部がありますが、なぜ私が国際教養学部を選んだかのかというと、外国語だけでなく文化や世界情勢など幅広く学びたいと考えていたので選びました。

大学で勉強していること

1年生のうちは英語の授業がほとんどで、4技能やディスカッションなどをする力を身につけるためのものでした。また、SDGsに沿って様々な問題や学問に軽く触れ、自分が何に興味があるのかなどを考えさせられる授業もありました。2年生では1年生で習った英語の授業の応用版のようなものが多く、プレゼンやエッセイ、より高いレベルのディベートなどを扱います。また、選択できる授業も増えてくるので、1年生の頃に興味を持ったことなどを軸にさらに細かい部分などを学ぶ授業が多くあります。基本的には選択肢が多く、そこから自分の興味があるものを選ぶ、といったものです。また、どちらの学年でも就職などを見据えた授業も展開されています。

満足していること：国際色豊か

私の大学には留学生が多く、留学制度も非常に整っています。外国語学部や国際教養学部では留学生と一緒に授業を受けることも非常に多いです。また、大学内には国際センターが設けられていて、外国籍の留学生が英語や母国の言語を教える場所や、逆に日本人学生が外国から来た留学生に日本語を教える場所もあります。交流会やイベントも多く、オフラインでもオンラインでも学内の日本人学生と留学生が交流したり、大学と提携している海外の大学の生徒と交流する時間もありますし、日本文化である浴衣を1日着て授業を受ける、ゆかたフェスなども開催されています。

不満に感じていること：キャンパスが広い、建物が古い

70年以上の歴史を持つ大学で歴史的な建物なども確かにありますが、設備や施設としては快適な環境ではなく、エアコンが効きづらかったりエレベーターがガタガタいって怖かったりします。また、道路を挟んで校舎があったり、坂道や細い道、繋がっている校舎同士などがあるため、大学で迷子になってしまうこともあるくらい複雑な構造です。それ自体は正直しょうがない部分もあると思うのですが、新入生からしたら何も情報がない状態で大学の教室までたどり着けと言われても、ネットや地図があるからとはいえかなり酷です。

南山大学のおすすめ学部：国際教養学部

まだ設立されて4～5年の学部ですが、将来、漠然と「国際関係の仕事をしたいな」と思っている人には特におすすめです。学部内に様々なジャンルの学問を専門に持つ先生方や教授がたくさんいて、最初のうちは興味がないと思っている学問でも案外やってみたら面白い、興味深い、と思えるような内容のものばかりです。もちろん言語系の勉強にも力が入っているので、様々な事を幅広く学びたい人にはもってこいだと思います。

南山大学に通って良かった？

自分が元々レベルが高いからという理由で志望をしていましたが、本当に学生の質が高いです。留学や海外経験が豊富な生徒もいれば、モチベーションが高い生徒、先生や友人と交流を深めるためのコミュニケーション能力が備わっている生徒など様々な面で尊敬できる学生が非常に多く、授業内外ともに感心します。また、私立大学なので設備が整っている場所も数多くあり、自分のやりたいことをとことん突きつめることのできる大学です。