南九州大学の評判・口コミ【健康栄養学部編】

志望理由

元々は製菓の専門学校に行く予定でしたが、親に大学に行くよう言われたのでなるべく食品分野を学びたいと思い、この大学に決めました。実家から通えるのも大きな理由ですが、食品の衛生、開発、流通、栄養など幅広く食品全体を学ぶことができ、研究室では機能性についての研究があり、これを製菓に取り入れたいと考えたのが一番の理由です。

大学で勉強していること

初めの1年間は全体的に浅く食業界の事、栄養成分のことなどを学び、製造業についても実習で学びました。そこからより深く、栄養がどのように身体に影響するかなど健康について学び、人と食の関係性を学んできました。実習は衛生管理のHACCPシステムやマーケティングなどを自分達で考え、レトルトカレーなどの食品開発を行ってきました。

満足していること：先生との距離が近い

実験、実習が多いということもあり、先生方が近くに来てご指導していただけます。工程の間違っている部分、自分達が作るものに対してアドバイスをしていただき、自習の中盤で行うPowerPoint での発表では衛生管理のフローチャート、商品の写真のとり方、マーケティングのポジショニングマップの指導などをより深くご指導していただけます。また、先生の助手を行うアルバイトなども積極的に参加させていただき、スキルアップを目指すことができます。

不満に感じていること：コロナ禍で授業料が減らない

コロナ禍初期の第1波、第2波期では、ほとんどの実習実験・授業がオンラインになり、実習も見ることしか出来ませんでした。授業料には設備費などが大きく入っているはずなのに、私達は施設が使えず、聞くだけの授業でも授業料は減ることはありませんでした。他でカバーをしてくださるのなら良いかなと思っていましたが、通常に戻った今、私は4年で単位をとったのでほとんど学校に行っていません。大学2年間はないに等しいものだったと感じます。

南九州大学のおすすめ学部：健康栄養学部管理栄養学科

管理栄養学科の方が勉強は大変ですが、国家試験になる管理栄養士を習得することができるので、将来大きな武器になるのではないかなと思います。それに比べて食品開発学科は資格で強みになるのがあまりないので、同じ大学に行くのなら管理栄養学科をおすすめします。

南九州大学に通って良かった？

コロナ禍で授業は減ったものの、自分の好きな食品業界を知れたことは大きな収穫だったと思います。高卒のままパティシエになろうとしていた僕にとっては将来が救われたのかなと思います。食品業界を知ったことでパティシエとしてだけでなく、製菓で生きる道をたくさん知ることが出来ました。色んな分野で生きていけるようになったのは嬉しいことです。