山口大学の評判・口コミ【経済学部編】

山口大学の特徴

山口大学は地方にある国立大学ということもあって、主に九州地方や中国地方から学生が集ってきます。地方の国立大学ですので学生は大人しくて真面目な学生が多く、テスト期間中などは多くの学生が図書館で自主的に勉強をしています。また経済学部では1年生の時に簿記の授業が必修となっていて、授業の内容は日商簿記3級程度に該当します。この授業をしっかり受講していれば簿記3級に合格できるだけの力が身につきますし、実際に簿記3級の資格を取得する学生も多いです。

満足していること：授業

経済学部では基本的に自由度が高くて、自分の興味のある分野に関してはどんどん学んでいくことができます。また資格試験や検定試験などと直結した授業も多く、授業をしっかり受講することで資格をどんどん取得できるところが良かったと思っています。また簿記関係の専門学校と提携を結んでいて大学の敷地内に専門学校の分校があります。この専門学校の分校は山口大学の学生であれば基本的に誰でも通えますし、通常の授業が終わった後に資格試験の講義を受けられるので無理なくダブルスクール通いができます。

満足していること②：キャンパス

キャンパスの面積は広大ですし、基本的に授業がない日でも大学は解放されているので、よく晴れた日などに散歩をするととても気持ちが良いです。桜の木が沢山並んで立っている場所もあり、そこにはベンチや机なども置かれているので、売店でパンやお弁当などを買ってそこへ行けば気軽にお花見を楽しめます。またキャンパス内にはポケモンGOのポケストップがとてもたくさんあるので、ポケモンGOでモンスターボールを集めをするのに苦労しなかったのが個人的には助かりました。

不満に感じていること：ゼミ・研究室

各ゼミには定員が決まっていて定員以上の希望があった場合には各ゼミごとに選抜が行われるのですが、私が入りたかったゼミでも選抜があり、その選抜方法が抽選でした。私はあっけなく抽選漏れしてしまい、希望するゼミに入ることができなかったのが学生生活で一番残念なことでした。すべてのゼミが抽選で選抜をしているわけではありませんが、せめて面接やテストを行うなどの方法で選抜をしてほしかったですし、選抜方法については各ゼミで統一してほしかったです。

不満に感じていること②：進路・就職

山口大学には就職をバックアップしてくれる就職支援室がありますし、外部講師などを招いて就職セミナーなどを行なってくれていたのですが、就職支援室の室長や職員が就職活動を経験していないこともあって、支援の仕方がややずれているように感じました。外部講師を招いてのセミナーも就職活動とは関係ない人生論を語られることも多かったですし、役に立たないと感じるセミナーも多かったです。就職活動を経験していて、企業勤めをしたことがある職員さんがいたら良かったのにと感じました。

山口大学に通って良かった？

授業をきちんと受けたことで様々な資格を取得できましたし、全体的にのんびりとした雰囲気の大学ということもあって、のびのびとした大学生活を過ごすことができました。また地元の国立大学ということで地元企業への就職にも強く、希望する企業に就職することができたのも良かったです。山口大学は真面目で関心のある事を自由に学んでいきたいという学生にピッタリの大学なのではないかと思います。また山口大学の側には湯田温泉という温泉街もあるので温泉が好きな人にも向いていますし、4年間在籍することで高確率で温泉が好きになります。