実践女子大学の評判・口コミ【短期大学部編】

実践女子大学の特徴

出版編集というコースがありますが、出版に特化したコースがあるのは実践女子大学だけです。エディタースクールという校正のカリキュラムが導入されています。講義を受けることで校正技能初級を取ることができます。通わなければ取れないものなので組み込まれていることは大きな利点です。また短期大学ですが司書の資格取得もできます。希望者のみなので無理せず専攻できます。図書に特化した学校ですので図書館が充実しており、校正や司書について学ぶのにはとても良い環境です。

満足していること：キャンパス

まだ新しい渋谷校はとても綺麗で清潔です。１６階建て程だったかと思いますが１～８階が講義室のある階で、それ以上が研究室になっていました。一階には下田歌子さんの記念室も用意してあり、いつでも覗くことができました。ロビーがとてもすてきで、講義室がある８階までは吹き抜けになっており開放的でした。校舎が綺麗になったことによって学食もおしゃれになりました。女子大らしくおしゃれな定食が用意されていたり、パンと珈琲のスタンドができたりと快適です。

満足していること②：アルバイト・インターン

図書に特化した学校であることからか、学校の図書館でのアルバイトが充実していました。講義がある中で融通をきかせてもらえるので無理なく講義の空き時間にアルバイトをしている学生が多くいました。図書館で働きたいという学生が多いコースでしたので、かなり勉強になったのではないかと思います。インターンについては教授の紹介ということがありました。出版業界や学んでいることを活かせるところを学生に合わせて紹介して頂いていたと思います。

不満に感じていること：ゼミ・研究室

研究室については短期大学部については用意されていないも同然な感じでした。あまり使わない文系であることも要因だとは思いますが十分ではなかったと思います。研究するための部屋というよりは、倉庫のような使われ方をしてたかと思います。ゼミについても特定の場所は用意されず、自分でパソコン室に行って席取りをしたりパソコンレンタルをしたりして課題をすすめていました。校舎は広く綺麗なのにもう少し研究に集中できるところの用意はできなかったのかなと言った感じです。

不満に感じていること②：サークル

サークル活動については全く耳にしないほど盛んでなかったと思います。渋谷・日野とキャンパスが別れてしまったことも大きな要因だとは思います。大きな体育館は日野にしかなく、体育の授業も受けたければ日野に行かなければできなかったと思います。渋谷という土地柄、他の大学とのインカレや他の場所でのサークル活動はあったのかもしれませんが大学内で見えないのはとてもさびしく感じました。学園祭などあまり盛り上がらない要因にもなってると思うので改善していっていただきたいです。

実践女子大学に通って良かった？

短期大学性は忙しいというのはあながち間違えではないなと通ってみて思いました。しかしその忙しい中でも多くの資格が取れる学校であったし、バックアップはとても充実していて良い学校であったと感じています。就職に関しても献身的に生徒と向き合ってくれた印象です。特に図書館が充実していることが何より魅力的で綺麗な校舎でコーヒーを飲みながらの勉強は充実していました。めまぐるしい二年間を過ごしましたがその経験こそ通ってよかったなと思うところです。