岡山大学の評判・口コミ【農学部編】

岡山大学の特徴

岡山大学周辺は非常に住みやすい場所だと思います。新幹線も停車するほど大きな駅である岡山駅が大学の最寄り駅で、大学は駅から自転車で10分ほどの距離にあります。駅周辺はショッピングモールや家電量販店など大きな建物が並びまた飲み屋街でもあるので、ひとりでも大勢でもとりあえず駅周辺に行けば楽しい時間を過ごすことができます。駅まで行かなくとも大学周辺は人口も多い街なのでスーパーやコンビニなどは十分にあり、普段の生活を送るにあたって不便だと感じることはまずないと思います。坂道もほとんどなくよく行く場所はだいたい駅周辺にかたまっているので、移動は自転車で十分なのも非常にありがたいと感じます。

満足していること：授業

多くの大学は学科を入試時に選択し入学後に学科を変えるのは難しいかと思いますが、岡山大学は一学科制でありコース分属（いわゆる学科にわかれること）は二年生に上がるときにあります。一年次にはコース概論という各コースの概要を説明してくれる授業が用意されており、自分が何に興味を持てそうなのか一年間じっくりかけて考えることができます。私自身入学時は何がやりたいのか自分でもわかりませんでしたが、このようなカリキュラムのおかげで後悔のないコース選択をすることができました。

満足していること②：アルバイト・インターン

現在はコンビニで働いていますが、以前は塾講師やパソコンでの事務作業、また一日単位の短期アルバイトなど様々なアルバイトを経験してきました。大学の位置する岡山市北区は県内でも特に人口の多い街で、多くの求人があります。様々なタイプのお仕事があり、自分に合ったものを探すことができます。全体的な時給は大阪や東京などに比べると当然低いという面はありますが、色々調べれば高時給なアルバイトもしっかりあります。私自身、今まで経験してきたアルバイトのほとんどは時給1000円越えでした。

不満に感じていること：授業

大学の授業カリキュラムが2～3年ほど前に変わりました。今までは90分一コマで1日5コマ授業だったのが、60分一コマで1日8コマ授業に変わりました。また、2コマで1つの授業とするので、授業時間は以前よりも増えたにもかかわらず授業数は減ることとなりました。この授業時間の不足の埋め合わせをするため夏季休暇や冬期休暇にも授業を行うこととなり、生徒も教授も疲弊しています。授業が長くなったことによりサークルやアルバイトなどに充てる時間も減り、授業を受けるだけで精一杯な学生が多いというのが現在の状況です。

不満に感じていること②：部活動

私は部活に所属していましたが、私が入学した時に比べると今は大学から課せられる部活のルールが非常に厳しくなっていると感じます。まず新歓ですが、新歓活動を行ってもよい期間がかなり短くなっています。部活・サークルにとっては新入部員の確保が大切ですが、この期間外に新歓活動を行うことはできません。新歓活動を行える場所も年々限られています。また部活・サークルの貴重な収入源となる学祭の期間も短くなりました。授業時間が増え集中講義も多くなっているので、そもそも部活に参加できる時間も以前よりも少なくなっています。

岡山大学に通って良かった？

大学側は最近学業を重視する傾向にあるので、授業以外の物事に取り組むのはここ近年なかなか大変になっていると感じます。しかし、高校とは違って自分の受けたい授業は自分で決めることができます。うまく計画すれば部活やサークル、またアルバイトなどともうまく両立することは十分にできます。また、「遊びたい！」「買い物したい！」と思えば、少し自転車に乗れば大学周辺には大体のものはあります。東には関西、西には中国地方、南には四国と、旅行の拠点としても岡山はとても良い場所です。岡山駅がとても近いので、気軽にどこへでも行けます。勉強は少し大変かもしれませんが、そのかわり遊びや旅行も楽しむことができるのが岡山大学の良いところだと思います。