神奈川工科大学の評判・口コミ【応用バイオ科学部編】

神奈川工科大学の特徴

頻繁に建物を新設する余裕のある大学で、今年は学食をリニューアルオープンしました。現在では学食が3つあり、ワゴン車での昼食販売も導入されました。3年前に看護学部を新設し、工科大学という枠を超えた、勉学に力を入れている大学です。私の所属していた応用バイオ科学部では、国公立大学では見られない、1台数千から数億円もする分析機器を複数導入し、研究に力を入れています。本学はドラマや映画のロケ地としてもよく利用されており、私は有村架純さんを見かけたことがあります。運が良ければ有名人にも会えるかもしれません。

満足していること：カリキュラム

私は4年前に新設された、スーパーサイエンス特別専攻の1期生として入学しました。スーパーサイエンス特別専攻とは、複数の学科の一部の生徒からなる、先進性の高い分野をを学ぶこと目的とした教育プログラムで、私の所属している応用バイオ科学科のカリキュラムに加えて、特別専攻のカリキュラムも行います。このプログラムによって、一般科（特別専攻に所属していない応用バイオ科学科のことをさす）だけでは学べない、特別専攻の学生だけを対象として、学外から多くの講師を招いた授業や、教員による手厚い指導を受けることができました。

満足していること②：留学制度

スーパーサイエンス特別専攻では留学もカリキュラム中に含まれており、1ヶ月または半年の留学期間を選択できます。私は1ヶ月コースを選択しました。留学費用は全部で約40万円でしたが、学校からの補助で半額になりました。これも特別専攻の利点と言えるでしょう。加えて、特別専攻用の留学カリキュラムがあります。一般科（留学自由）で留学する場合は、4週間全て語学学習ですが、特別専攻（留学必須）で留学する場合は、3週間が語学、最後の1週間は英語での生化学と解剖学を学びました。（医生命特別専攻の場合）

不満に感じていること：キャンパスの立地

駅からバスで20-30分かかるというのが唯一の不満です。これは、駅から離れている大学に通っている学生は誰もが感じることだと思います。雨の日は大学行きのバスが混むので、バスを遅らせるか、通常より早く行かなければなりません。もし駅から徒歩圏内であれば、就職活動での移動もスムーズに行えるだろうなと思います。最大の不満は、帰りのバスで、終バスが10時すぎで終わってしまいます。4年次の卒業研究では遅くまで実験をしていましたので、終バスを気にしながら実験をしなければならず、とても窮屈に感じました。

不満に感じていること②：留学制度

大学の立地以外の不満はありません。強いて書くなら留学制度です。大変満足している制度ですが、私個人としては2-3ヶ月の留学期間があればよかったなと思います。半年は長すぎるし1ヶ月は短すぎると今でも感じています。私が留学したのは、3年の春休みで2月中旬から3月中旬の1ヶ月間でした。私立大学の春休みは早くて1月の下旬から始まります。ですので、2月3月丸々使って2ヶ月間行きたかったです。1ヶ月が語学、もう1ヶ月が専門分野の学習にしたかったです。

神奈川工科大学のおすすめ学部：情報学部

神奈川工科大学の看板学部とも言える情報学部は、AIからバーチャルリアリティまで幅広く網羅している学部です。情報学部の9割の教員は、有名IT企業に勤めていた経歴があり、その経験から興味深い授業内容となっています。

神奈川工科大学に通って良かった？

スーパーサイエンス特別専攻に所属していたこともあり、専門分野を丁寧に詳しく学ぶことができたので、本学に通うことができてよかったと思っています。少人数で多くの有名な講師をお招きしての授業には大変満足しています。また、卒業研究では多くの分析機器を触ることができ、とても良い経験ができました。多くの建物が新設していることもあり、綺麗な環境で多くのことを学ぶことができたのは良かったです。また、就職支援が充実していることも本学の魅力の一つだと思います。