国立音楽大学の評判・口コミ【音楽学部編】

満足していること：授業

オーケストラ、そして吹奏楽の授業が大変充実していて、見てくださる先生も5人ほどいつも授業に来てくださいます。授業の集大成として定期演奏会も開催し、より楽器の技術向上そして人間関係もできて来ます。その他にも、アンサンブルの授業やオーケストラスタディの授業など、第一線でご活躍されていた先生方の熱い指導をこの授業の中で受けることができます。演奏技術だけではなく、実際の演奏現場での体験談などとても為になる話ばかりでした。

満足していること②：ゼミ・研究室

S科と呼ばれている学科は楽器ごとに研究室があり日々同じ楽器同士の友人兼ライバルと研究しながら意識の高い日常を送ることができました。また研究室単位で学外演奏会というものも行なっており、楽器それぞれの特性を活かした演奏会を自分たち大学生で全て企画し運営していました。とても大変でしたが良い経験になり、研究室での友情も強くなり、さらに自分が専攻している楽器ももっともっと大好きになりました。仲間と深い仲になれるこの研究室はとてもよいものだと思います。

不満に感じていること：キャンパスの立地

場所が西東京ということで、東京音大などと比べて、新宿や池袋などの都心へのアクセスはとても悪かったです。大学の最寄駅から1時間くらいはかかってしまいました。例えば行きたい演奏会があっても大学の授業が終わってからだと時間的にも場所的にも少し遠くてなかなか行けなかったりなど…。そして大学の最寄駅は、降りた瞬間お墓です。最初に大学へ行った時とても驚きました。夜、日が落ちて駅に向かう時は本当に怖かったです。

不満に感じていること②：進路・就職

やはり音楽大学ということで卒業してからは進学する人やフリーランスでやっていく人がとても多く、大学的にあまり就職活動に対しては積極的ではなかったです。演奏家として卒業してから活躍していきたいと思っている人は別ですが、就職をしたいと思っている人にとってはとても環境が悪いと感じました。大学の職員も就職活動に関してはとてもゆるゆるな感じで、就職浪人したらいいよ??というような感じです。ちゃんとした職に就きたいと思っている人は自分でしっかり動くことが重要だと感じました。

国立音楽大学のおすすめ学部：演奏創作学科

演奏家として目指す人はこの学科へ入るべきだと思います。とても演奏家として勉強になる学科で先輩、同期、後輩関係なく楽器の技術を高めていくことができます。特にS科は面白い人たちが沢山いるので毎日笑いが絶えない学科だと思います。

国立音楽大学に通って良かった？

やはり音楽大学でしかできない体験をすることができたのが本当に良かったと感じます。大きなホールでの演奏会や有名な指揮者の指揮で演奏出来たこと、他にも間近に素晴らしいプレーヤーと一緒に演奏することができたりなど、とても日常がキラキラしている場所だなと思います。演奏会が終われば演奏したメンバーで仲良くお酒を飲み反省会をし、次に活かす場もあり自分を高めていく環境としてとても整っていたなと思います。ですから私はこの大学に通うことができて本当に良かったと思っています。