盛岡大学の評判・口コミ【文学部編】

盛岡大学の特徴

自然豊かな場所にある大学で、先生と生徒の距離が近く、アットホームな暖かい雰囲気の大学です。盛岡の伝統的な祭りであるさんさ踊りに毎年参加し、さんさに教師も生徒も一丸となってとても力を入れています。ゼミは学科によって違うかもしれませんが、私のゼミは先生が生徒一人一人に気を配り、卒論のことだけではなく、就職のことや将来のことを一緒に考えてくれる先生のゼミでした。居心地の良い大学に入ってよかったと心から思います。

満足していること：部活動

卒業した現在でも、部活の先輩、友人、後輩とよく集まります。大きな大学ではないので、部活をしていなかったら交友関係は少なかったと思います。上下関係がありながらもゆるかったため、先輩後輩は兄弟のような仲の良さでした。私よりいくつも上の卒業生が部室に遊びに来るような部活だったので、在学していた頃からすごくいい部活だと感じていました。大学の協力もあって、私が所属した部活だけではなく、他の部活やサークルものびのびと活動していたと思います。

満足していること②：ゼミ・研究室

私の学科のゼミは、ひとつのゼミに数人ほどの規模だったので、気軽に質問や相談がしやすかったです。先生が在室のときは、長時間研究室に居座ることもありましたが、先生と頻繁にLINEやSNSを活用して、効率よくスムーズに進めることが出来ました。ひとつのゼミが少数だったため団結力があり、他のゼミの生徒と卒論の進行率を競うような感じでした。どこのゼミの先生も、就活と卒論での忙しさ大変さを理解してくださっていたので有難かったです。

不満に感じていること：キャンパスの立地

大学は盛岡市の隣の滝沢市にあるので、交通状況にも寄りますが、盛岡駅から車で30分かかります。スクールバスとバス券があるためいくらか安くなりますが、それでも車を持っていない生徒は交通費が高いです。バス停も大学から少しだけ歩きます。盛岡市街地に一人暮らしをしている、交通手段がバスの生徒は大変だと思います。大学から最寄りの駅は徒歩で30分かかるので交通ははっきり言って不便です。大学に入る道路が一本しかないため、時間によって渋滞してしまいます。

不満に感じていること②：アルバイト・インターン

私にあまり興味関心がなかっただけかもしれませんが、大学にきたアルバイトの求人を見たことがありません。友人から大学にアルバイトの求人があることを聞いたことはありますが、どこでどのように閲覧して、実際に応募するのかわかりません。また、インターンに行った人はいますが、私はインターンの情報も聞いたことがありません。ボランティアの募集はよく張り出されていたことは覚えているのですが、アルバイトとインターンに関してはわかりません。

盛岡大学のおすすめ学部：文学部

文学部は、英語文化学科、社会文化学科、日本文学科、児童教育学科の4学科があります。私が所属した英語文化学科のことしか詳しく話せませんが、読む書く話す聴くだけの英語を学ぶだけではなく、英語圏の文化や歴史、文学、言語学などさまざまなことを深く学びます。洋画を字幕翻訳して、履修した生徒でそれぞれの翻訳した映画を観る授業もあります。英語が好きな人も苦手な人も関係なく楽しめる学科だと思います。

盛岡大学に通って良かった？

私は英語文化学科だったため、語学だけではなく、英語圏の文化や国際事情、文学などの授業も楽しく刺激的で充実しました。校内を歩いててすれ違うだけでも、日本人の先生もネイティブの先生もフレンドリーで、とても楽しかったです。同じ趣味で集まった部活の仲間たちも、大変なことも嬉しいことも分かちあった家族のような存在でした。偏差値が高い大学ではありませんが、色んなことを学び、恩師と呼べる先生ができ、家族のような仲間たちに出会えたので、この大学に通って卒業したことを誇りに思っています。