佐賀大学の評判・口コミ【芸術地域デザイン学部編】

佐賀大学の特徴

佐賀大学は、「インターフェース科目」という制度があり、2年から3年の4期に渡って開講される授業があります。文化や環境、科学などのほか、佐賀学や有明海学といった佐賀ならではのものなど様々な分野の中から気になるものを選択して学びます。またこのインターフェース科目は、学生が主体的に行動するアクティブ・ラーニングが取り入れられているため、同じ授業を取っている人とより深く交流することになります。他学部の人と一緒になる授業は他にもありますが、仲を深めることができるのはインターフェースならではといえます。

満足していること：キャンパスの立地

キャンパスのすぐ横をバイパスが通っており、道路沿いに飲食店が豊富にあることです。定食屋からカフェまで様々なお店があります。すぐ側に電器屋が２つあるため、新生活を始める際の準備も手軽に行うことができます。その他、一人暮らしの人も安心な普段の買い物ができるスーパーも近くにあります。また、鍋島と本庄の２つのキャンパスの両方がバイパス沿いにあるため、キャンパス同士の行き来が比較的容易であることも利点の１つです。

満足していること②：授業

芸術地域デザイン学部では、1年の前期で共通基礎科目という授業が行われます。この授業は芸術表現コースと地域デザインコースの２つのコースが一緒になって作業する授業で、各コースがこれから主におこなっていくことをコース関係なく体験してみるという授業です。お互いがやっていることの大変さを実感でき、将来仕事をする上で相手側の気持ちを少し理解できる、いい気づきができます。またこの授業の一環として、泊りがけの合宿がありそこで同じクラスになった子達と更に仲を深めることができます。

不満に感じていること：アルバイト・インターン

大学に入って最初の3ヶ月は、大学生活に慣れるためという名目でアルバイトが禁止されています。最初の頃は教科書だったり、新しくできた友人と仲を深めるための交友費だったりと色々と物入りなことが多いのですが、その期間にアルバイトを禁止されているため金銭面が危うくなります。私はもらっていないのですが、奨学金をもらっている人などはいざという時は奨学金を生活費にまわすという人もおり、学生が個人でやる活動に制限をかけなくてもいいのではないかと思います。

不満に感じていること②：学校側の連絡

学生として授業を受けていると、時々教授や教務課から授業関連の連絡が届きます。講演会の案内だったり授業の通知だったりするのですが、その前々日や数日前に連絡が来るということが多々あります。土日に入るような用件もあり、仮に気になっていってみたいとなってもスケジュールの調整が難しいことが多いです。また、シラバスの登録開始時や一時的にできないときなど連絡をしてほしいと思うものを連絡してはもらえません。大学に行き、大学内の掲示板を自分で確認する必要があります。大学から離れた場所に住んでいる場合や長期休みで帰省中の場合などは困ることがよくあります。

佐賀大学のおすすめ学部：芸術地域デザイン学部

平成28年度に新設されたばかりの学部でまだ卒業生すら出ていないのですが、映像系のコンテンツや地域創生、絵画や彫刻といった芸術系などいろんなことを経験できます。まだまだ手探りの状態なため学生側の意見も通りやすく、これからが期待される学部であるためです。

佐賀大学に通って良かった？

地方とはいえ国立大学であるため、授業料が比較的安めであることが理由の１つです。地方にあるため、大学周辺の地価や家賃も安く、授業料以外の面でも生活にかかるお金をできる限り少なくすることができます。また、新しい学部のため進路や就職に関して先生方がより気にかけてくださることが理由の２つ目です。私の学部には生徒の名前と顔を覚えている先生方が多く、先生と生徒の距離も近いです。そのため相談や質問に行きやすい雰囲気があります。