福島大学の評判・口コミ【理工学群編】

福島大学の特徴

福島大学は4つの学類からなる国公立大学ですが、キャンパスが金谷川にすべて集約されているためキャンパス自体が大きくなっています。立地も山の上にあり少し不便かなと思います。僕は理工学類なのでほかの学類のことは詳しくは書けませんが福島大学の理工は浅く広くといった傾向が強いと思います。1、2年生と3年生の前期まで基礎を固めて3年生の後期で研究室配属といった流れにあります。そういった大学なので大学院にいってさらに知識を深めることが必要になるのではないかと思います。

満足していること：進路・就職

福島大学は一応、国公立大学なので地元企業などの就職には非常に強みを持っているのではないかと思います。また東京の就職にも実績があり主な就職先としては福島、仙台、東京のいずれかになる人が多いように感じます。理系の場合は院に進学する人があまり多くなく約半数は就職することになります。就職先は地元メーカーや公務員などです。こうした地方国公立大としての就職の安定感は評価できる点だと思います。また経済学類に関しては歴史も深く伝統のある大学なので評価を得られると思います。

満足していること②：授業

福島大学の授業の履修スタイルは基本的に自分の好きな分野の好きな科目をとるといった感覚です。理系の学士でも文系の会計学や歴史の講義などをとることもできますし、逆に文系の学生が理系の数学やエネルギーの講義を履修することができます。幅広い分野のことを吸収したいと考える人にとっては最適な環境なのではないかともいます。また、福島大学の教授が実際に福島の原子力発電所に行って実験などをした時の話をきかせてくれたり、原発関連の最新の話題を話してくれたり、放射線の専門家になるためのカリキュラムも組まれています。もし福島の原発の最新情報を学びたいのなら福島大学が一番用選択肢になるのではないかと思います。

不満に感じていること：キャンパスの立地

キャンパスは山の上にあってアクセスはあまりよくはありません。ほとんど福島大学生専用といった感じの最寄り駅はあるのですが本数も少なく駅から歩いて10分ほどかかるので夏場などには汗をかきます。しかもその道がすべて坂になっているので正直きついです。周りにはコンビニくらいしかなく生活に必要なものは電車を使って買い出しに行かなくてはなりません。車を持てる余裕のある方は家賃も安く静かな場所なのでいいかもしれませんが大学生はほとんどが車を持つ余裕がないので住みづらいのが現実です。

不満に感じていること②：大学へのアクセス

大学へのアクセスは電車に限られてしまいます。なので徒歩の時間が多くなってしまうのが正直きついです。冬場などは積雪で運休になったり寒い中ホームで待っていなければならなかったりするので電車での通学がしんどく感じます。車で通学しようとすると駐車料金を取られてしまうので注意が必要です。終電は上り、下どちらとも大体23:30頃になります。あまり遅くまでいると終電を逃してしまいそうになるので注意が必要になります。

福島大学のおすすめ学部：経営・経済学類

福島大学の経営・経済学類は歴史と伝統があるので、就職するにも有利に働くのではないかと思います。経済・経営の教授方々も優秀な方が集まっており優れた環境だと思います。また、ゼミが早い時期から始まるので友達も作りやすいと思います。

福島大学に通って良かった？

個人的に私立の大学には通えなかったので国公立大学しか選択肢はなかったのですが、不本意ではあるもの大学のアットホーム間や和やかな感じが今はとても気に入っています。友達も落ち着いた人が多いので親しみやすいし、すぐに仲良くなれます。そして経済的な問題でも授業料は安く都会の大学よりも家賃はかなり低く抑えられています。福島市は大きな都市ではなく遊びに行くのにも一苦労してしまいますが総合的に見たらとても良い大学だと思います。