和歌山大学の評判・口コミ【経済学部編】

満足していること：専門分野を追究できる学科制度

和歌山大学経済学部は、6つのプログラム制度がとられており、経済学部の中でも、より自分の興味のあるカリキュラムを学ぶことが可能です。例えば、地域公共政策・公益事業プログラムでは、地域密着型経済や、都市部での経済政策などを学べ、また、実際に現地に赴いて学習することもできます。他にも、ビジネスデザインプログラムではビジネスモデルや、プログラミングなどの情報系の観点から経済を学ぶことができます。このように、漠然と経済の勉強をするのではなく、より自分の興味をひく専門分野を集中的に学ぶことができます。

満足していること②：キャンパスがこじんまりとしている

和歌山大学は、他の大学と比べて敷地面積が狭く、学部も4つしかありません。しかし、そんなキャンパス環境のおかげで、部活やサークルに入っていなくても多くの人と知り合うことができますし、学部の違う友人とも容易に会えるので、とても便利です。また、狭い敷地内に4つほど食事ができる施設が点在しているので、昼食時に混んでいるときは他の場所に行くなどの対処も可能です。そして何より、授業の移動がとても楽です。他の大学では、授業によって場所を点々とし、構内で自転車を使うなど移動が大変だと聞きます。和歌山大学はそもそも1つ1つの学部に大した距離がないため、敷地内ならどこでも行きやすいです。専門科目は基本的に経済学部棟で行われますし、一般教養などは他学部の受講生もいて移動がありますが、それほど苦になりません。

不満に感じていること：学校の立地が悪い

まず、最寄駅から徒歩20～25分かかるほど遠いです。その上、海抜70メートルの位置にあるため、毎朝、急激な坂道と階段を上り下りしなければなりません。そのため、徒歩で行くにも、自転車で行くにもかなり体力を費やします。駅からバスも出ていますが、本数に限りがあるうえ、当たり前ですが料金が発生するので、経済的にも困ります。特に、夏場の登下校は暑さと体力消耗が相まって、毎日とても辛いです。原付を駅の駐輪場に置いている人が多いようですが、駐輪場には屋根がなく雨晒しで、かつ、盗難も多いようなのでオススメはできません。

不満に感じていること②：支援課の対処が遅い

和歌山大学の学生支援課は災害時等々における対応がとても遅いです。直近の出来事ですと、大阪市内で震度6弱の地震が発生した際、JRも南海本線も止まり、他大学はどこも休講になっていくなか、和歌山大学だけは南海本線の復旧が早かったことを理由に授業を通常通り開講していました。学生の安全や、遠方から通っている学生への配慮が全く感じられませんでした。このほかにも、休講連絡が授業開始の20分前に送られてきたりすることもあります。こういった支援課の対処には少し疑問や不満を覚えています。

和歌山大学のおすすめ学部：経済学部

行きたい分野・目指している分野があるのであればそちらに行けば良いと思いますが、特にこれと言ってない人は経済学部をおすすめします。経済学部はより幅広いカリキュラムを扱っているうえ、就職においても、様々な業界への就職実績があるので、方向転換がしやすいです。

和歌山大学に通って良かった？

他大学に比べると比較的カリキュラムも楽ですし、自由度が高いので、のびのびとした学生生活を送れています。また、ゼミの幅も広く、自分に合うところを選択できます。そのうえ、部活やサークルの種類も豊富ですし、文化祭等のイベントもそれなりに盛り上がるので楽しいです。しかし、やはり、大学の立地は毎日通うことを考えると大変だなと感じますし、駅から遠いこともネックかなと思います。もう少し通いやすくしてくれればなと思います。