岐阜薬科大学の評判・口コミ【薬学部編】

満足していること：部活動が充実している

岐阜薬科大学の部活動は運動部・文化部ともに充実しており、薬学部ならではの部活動(東洋医学研究部、植物研究部など)があるのも魅力だと思います。活動時間が異なるものもあるため、部活動によってはかけもちも可能です。薬学部しかない小さな大学なので、ほとんどの人が学年問わず顔見知りになりますが、部活動に入ると先輩・後輩とのより深い関係を築けます。部活動ごとに試験の過去問(ヤマ)が受け継がれており、先輩からのアドバイスも聞けるため、定期試験にも有利になると思います。

満足していること②：学生に一体感がある

小さな大学なので、学生の一体感はかなりあると思います。学年ごとにグループラインが作られていたり、定期試験の過去問を共有したりしています。五月祭(球技大会)や学祭は有志参加ですが、先生方も交えてとても盛り上がります。授業もいくつかの選択科目以外は学年ごとでほぼ同じように受けるので、大体の人が定位置に座るようになり、近くの席の人と仲良くなります。大学周辺の交通の便があまりよくないので、下宿している人はほとんどキャンパス近くに住んでおり、下宿生が頻繁にお互いの家を行き来することも、学生の一体感向上に寄与していると思います。

不満に感じていること：キャンパスの立地が良くない

1～3年生までが通う三田洞キャンパスと4年生以上が通う本部キャンパスがありますが、三田洞キャンパスは特に立地が悪く不便です。三田洞キャンパス正面にあったバス停が数年前に廃止されたため、他の近くのバス停で降りなければならないのですが、キャンパスそのものの入り口が山側にあり、川やグラウンドを回りこまなければなりません。また、本部キャンパスとの距離が遠く、直通のバスもないため、一度市街地へでなければならないので不便です。市内なのにバス代もなぜか割高なので、学生にとっては少し厳しいです。

不満に感じていること②：ブラック研究室がある

一般的な目線から見るとブラックと思われる研究室がいくつか存在しています。ホワイトと呼ばれる研究室も存在していますが、研究室の規則は基本的にその研究室のボスに委ねられているので、コアタイム以外にもセミナーやその他の時間的拘束があったり、平日のアルバイトが禁止されていたりすることがあります。研究室ではボスが絶対という風潮があるので、パワハラ・アカハラと思われる事例をいくつか聞いたり、遭遇したりしたことがありますが、大学に相談しても大学側はあまり干渉しないような感じです。

岐阜薬科大学のおすすめ学部：薬学部

単科大学なので薬学部しかありませんが、最近4年制学科を廃止して全て6年制になりました。途中から研究開発を目指すコースと臨床を目指すコースに分かれるそうですが、希望コースに行けるかどうかは(人気コースの場合)コース選択時の成績順だそうなので、岐阜薬科大学で希望のコースを目指す方は頑張ってください。また、研究室も選択コースによって多少差はあると思いますが、成績順で希望の研究室に入れるシステムなので、ホワイトなところをうまく選べるように頑張ってください。

岐阜薬科大学に通って良かった？

部活動で沢山の先輩・同期・後輩の仲間ができ、皆で一緒に活動できて、大変なこともありましたが、楽しかったです。学祭では実行委員になり、皆で知恵や力を合わせて一つのことを成し遂げることができ、よかったと思います。入った研究室は岐阜薬科大学の中で2番目にブラックと言われる研究室でした。最初のうちは厳しいことを言われても仕方ない、自分が悪いんだと思って頑張っていましたが、だんだんおかしいと思うことが増えていくようになり、今思えばかなり理不尽なこともあったなと思います。