大阪工業大学の評判・口コミ【工学部編】

最終更新日：2020/01/21
外外経工佛, 工学部, 旧三工大

口コミ・評判
掲示板投稿募集中

今回は、大阪工業大学工学部に現在通っている4年生に大阪工業大学の雰囲気や魅力、特色について、伺いました。お話の中で、「就職実績が高い」「キャンパスの使い勝手が悪い」など、在籍している人ならではのリアルな口コミ・評判を教えていただくことができました。後半パートでは、大阪工業大学に通って良かったかについても、ずばり答えていただきましたので、大工大 W(空間デザイン学科)に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

※画像は各大学HPより引用(URLは基本情報欄に記載)

回答者プロフィール

大学：大阪工業大学工学部空間デザイン学科
状況：現在大学に通っている(大学4年生)
性別：女性
総合評価：★★★★☆(満足)

満足していること：就職実績が高い

最も満足しているのは就職率の高さです。学科ごとに誤差はありますが、毎年90％以上の学生が就職をしています。私の所属している空間デザイン学科の就職先はハウスメーカーや建築事務所など様々ですが、OBの方々の実績もあり推薦で採用試験を受けることもできます。就職課のサポートがかなり手厚く、学内インターンシップや面接練習などさかんで、安心して就職活動をすることができました。定期的に3回生は就職ガイダンスを受講しますが、その際に内定をもらった先輩方のお話を直接聞けるイベントなどもあるので企業研究の手助けにもなります。

満足していること②：ものづくりに関する設備が充実している

ものづくりに関する学科が多いので基本的な実験、工作設備等は揃っています。フィラメントを自費で購入すれば私的に3Dプリンタの私用も可能です。私は梅田キャンパスに通っていますが、大宮キャンパスにはものラボというものづくりの施設があり、2回生までは大宮で講義を受けていたのでそちらも活用していました。梅田キャンパスにもイノベーションラボという設備室があり、レーザーカッター、切削マシン等使用してものづくりをすることができます。これらの学校に導入している設備を製造、販売している企業に訪問もでき、卒業制作の際に使える手法が広がります。

不満に感じていること：キャンパスの使い勝手が悪い

2年前に新しくできた梅田キャンパスは高層ビルで、21階建てです。学科ごとに使用できるエリアが分けられているので、その点は階層を上手く仕切っているなと思います。しかし、講義室以外は基本的に吹き抜け構造になっており、少し騒がしい階層の上がパソコン室など共用エリアなので集中して作業をしたい人にとっては不満だと感じています。また、1、2階が一般の方でも入ることができるエリアなので立地的に仕方がないのですが、梅田でイベント等あれば休憩スペースとして人が多く来られるので学生が使えない、という事態によくなります。また急いでいるのに建物内のことを聞かれることがたまにあり、学生としては肩身が狭いです。

不満に感じていること②：来客が多い

仕方がないことだと思いますが、1週間に1度ペースで団体の来客が学生エリアの見学に来られます。新しい学科、新しいキャンパスなので宣伝やら関係者の見学やらなのでしょうが集中して作業をしているときにガラス張りのエントランスからこちらをじろじろ見られてはなかなかやりづらいところがあります。また、自分たちが制作中のモックアップなどはかなり寸法が大きく目をひくものなのでエントランス近くの空きスペースに一時的によく置いていますが、その写真を無断で撮影されたり作業の途中に「これはどういうものなのか？」など聞かれたりするので不満に思っています。

大阪工業大学のおすすめ学部：ロボティクス&デザイン工学部

2017年にできた新しい学部です。デザインとロボット工学両者の良いところをとって演習や講義を行っています。2017年以前ではなかった必修のプログラミング演習やデザイン系と機械系の学生が共に行うものづくりの演習など自分の専門分野だけではなく他の専門の人の力をかり、かしながらものづくりをしていくスキルを養うことができます。講義数も多く、知識をつけたい方にもかなりおすすめです。

大阪工業大学に通って良かった？

大阪工業大学への満足度：満足

まず、建築、インテリア、ビジュアル、プロダクトすべてが一通り勉強できることが自分のスキルになり、さらに就職活動時でもアピールできる点になったからです。芸術大学などにいけばとれなかった一級建築士受験資格、CADスキル等ものづくりをするにおいての基礎的な知識やスキルを習得するには最適な大学で学科だと思います。大学ですが実際に手を動かす機会がふんだんにあるのでシンプルに楽しいです。