京都女子大学の評判・口コミ【家政学部編】

満足していること：専門性のある授業を受けられる

服飾について学ぶ学科だったのですが、裁縫のことだけでなく繊維の実験や服飾の文化と歴史、体型学など、被服についてさまざまなことを学ぶことができてとても良かったです。それぞれに専門知識を持った教授がいて、授業がより専門的になっておりとても興味深かったです。被服科には１３０人ほど生徒がいたのですが、他の大学と比べて少人数だったので先生方の目が一人一人に届きやすく、距離が近い授業でした。ゼミも最高で１０人ほど、相談も気軽にできたので卒業論文が書きやすかったです。

満足していること②：就職が良い

知名度があるので、履歴書の書類審査で落ちることはまずありませんでした。就職サポートがしっかりしており、マナー研修や面接、グループディスカッションまで、いろいろなことを指導してもらえたので良かったです。他の大学に比べて生徒数が多くなかったので、一人一人に対するサポートがかなり手厚かったのではないかと思います。学校から紹介してもらえる企業もたくさんありました。女子大だからかもしれませんが、産休制度などが整った企業が多く学内説明会にきていました。

不満に感じていること：部活動の数が少ない

部活動の数が圧倒的に少なかったです。学内にある部活動やサークルでは飽き足らず、他の大学のほうに流れていく人が多かったです。男の子がいなかったからかもしれません、いまいち活気に欠けていたように感じます。また、部活動の規制がきつかったです。他の大学のほうが、もっとのびのびとやっていたように感じます。良くも悪くも地味です。定番の部活動しかないので、珍しいことをしたい人たちには物足りなかったのではないかと思います。

不満に感じていること②：キャンパスの立地が良くない

京都駅と河原町の間、東山にキャンパスがありました。坂の上にあるので、徒歩で通うのは大変でした。たまに遅れそうになった時、走るのがとてもしんどかったです。京都駅と河原町、それぞれから徒歩で２０分ほどかかりました。もう少し、どちらかに寄ってくれていれば通学が楽だったかもしれません。学生のためにバスも出ていましたが、スクールバスという形ではなく一般のお客さんも乗れるようになっていたので、一般の料金２３０円がかかりました。毎日乗車することを考えると高かったです。

京都女子大学のおすすめ学部：家政学部

この学部は福祉、食物栄養、家政の中から選択して学ぶことができます。この大学でしか学ぶことができないような勉強ができました。逆に言えば、他の、共学の大学にも同じような学部が開設されればいいのにと思います。

京都女子大学に通って良かった？

まず勉強内容が楽しかったです。自分の興味のある内容を、４年間専念してしっかりと勉強できる環境が整っていたように思います。授業を妨害するなど、不真面目な態度の人もほとんどいなかったので、落ち着いて勉強に打ち込めました。友人の話を聞いている限り、他の大学よりも授業が多く、時間割が大変だったようですが、その分得るものは多かったです。自分で調整さえしていれば、アルバイトにもしっかり取り組むことができました。時間の調整がうまくなったと思います。