同志社大学の評判・口コミ【社会学部編】

満足していること：立地が良い

学部によって通うキャンパスは異なりますが、基本的に文系の学部は京都市内のキャンパスに通えるところが気に入っています。周辺はアルバイト先が豊富だし、近くに京都大学もあるので学生の多い町で過ごせます。京都の主要な文化財や神社仏閣、劇場、ライブハウス、美術館などへのアクセスが良いので、京都の歴史とカルチャーを肌で感じられる立地ではないでしょうか。キリスト教を学校のベースにしながら、日本古来の宗教にも触れやすい環境は珍しく、とくに神学などに興味のある人にとっては魅力的だと考えます。

満足していること②：学校自体のポリシー

同志社大学は歴史のある学校です。学校設立に関する歴史を勉強する科目を履修すれば、創立者の思想や、学校がどのような人材を育てることを目指しているかなどを深く理解できます。ほかの大学を知らないので一概には言えませんが、この大学のポリシーとして、生徒は授業で学んで単位をとるだけでなく、様々な経験から自由に人間を成長させることを重視しているように思います。立地や外観や歴史も魅力ですが、自由度の高さやリベラルさも大きなポイントだと感じています。

不満に感じていること：ネットに弱い

履修登録や天災による休校のお知らせなどにネットを使いますが、生徒のアクセスが集中すると、サーバーが落ちたり画面が固まって不便です。特に自然災害による休校の連絡は遅すぎた時があったので、改善されることを期待します。履修登録のシステムにも改善の余地があると思います。登録の手続き自体はネットですが、要項は紙媒体で配布されているためです。先行登録や履修中止期間についても、少しわかりにくい時があります。また、レポートの提出についても、教授によって事務所に紙媒体で提出する場合と、指定時刻までにネット上から提出する場合があり、非効率です。他にも、学校内のWi-Fiが弱くて、留学生などは特に不便を感じていると思います。

不満に感じていること②：事務所の使い勝手が良くない

事務所の業務時間が夕方5時までで少し使いにくいです。授業は5時以降もあり、生徒は夜までキャンパス内にたくさんいます。授業が終わってから事務所で用事を済ませたくても、そのころには事務所は閉まっているという状態が何度かありました。もう少し長く開けてもらえると使いやすいのに、と思います。また、レポートの提出を「事務所に17時まで」と指定される場合があるのですが、目の前で17時0分代に提出を断られている人を見たことがあるので、全部ネット提出にすればより効率的なのではないかと感じます。

同志社大学のおすすめ学部：神学部

日本ではかなり珍しい学部で、キリスト教以外にユダヤ教とイスラームについても学べます。同志社神学部に関する書籍も出ています。必修の授業がものすごく少ないので、履修が自由に組める点も魅力です。少人数の学部で生徒同士や教授との深いかかわりも期待できると思います。

同志社大学に通って良かった？

学校のポリシーに共感しているからです。校風にそれがより強く表れているのは系列の小中高校だと思うので、大学に通っている生徒のなかにはそれほど教育方針を重視していない人もたくさんいますが、それでも気の合う仲間や先生方に出会える確率は高いと感じます。良い出会いが多いのはこの大学だからこそという面もあると実感しています。