東京医科大学の評判・口コミ【医学部編】

満足していること：現場実習制度が充実している

授業のカリキュラムのひとつに、現場実習があります。様々な病院へ行き、患者さんと直接関わり合って、レポート等を書いて単位を獲得するのですが、大学が附属病院を持っていることで、学生に対しても手厚いサポートを得ることが出来ます。別の病院へ行った際は、なかなか看護師さん達の動きが目まぐるしいこともあり、一緒に行動することで精一杯ですが、附属大学病院では、学生のために実習時間で必ずスタッフが付いて下さり、丁寧に指導を受けることが出来ます。

満足していること②：就職に困らない

附属の大学病院がある以上、就職先に困ることはほぼありません。就職に関して、必ず先生方のサポートがありますし、諸先輩方の就職における経験談はもちろん、実習の時と就職してからの違いについても細かく相談室で読むことが出来ます。ですから、自分がこの仕事をする上でどういった心構えをするべきなのかや、自分に合うのは、大きく分けて内科系なのか、外科系なのかも見えてくる大事な就職材料になります。

不満に感じていること：サークルの勧誘が激しい

様々なサークルが大学にはありますが、勧誘がしつこいところがあります。私は以前そういったサークルのリーダー的存在の方からの執拗な勧誘でトラブルになったことがあり、先生に相談して解決したことがありました。どのサークルでもそういった事件があるわけではありませんが、必ずしも良い経験が増えたり、自分自身のためになるサークルばかりではないため、はっきりと自分の言葉で断ることが苦手な方は、入学後に少し大変かもしれません。

不満に感じていること②：マスコミの対応が怖いと感じることがあった

強いて言うならば、少し前に問題になった、附属大学病院の医療ミス問題でマスコミや報道の方が大学まで押しかけるようなことがありました。その際に、私達学生もインタビューを受けることがあり怖い思いもしたのですが、なかなか先生方からの説明が無く、混乱したことを覚えています。大人の事情もあり、難しいこともあったのかもしれませんが、自分が今後就職を考えている病院での出来事ということもあったので、速やかな対応でなかったことを少し不満に感じました。

東京医科大学のおすすめ学部：医学部

大学内ではそれほど直接関わることはないのですが、実習や就職後には同じ附属大学病院で働き、切磋琢磨出来る１番身近な存在となっていく人達です。よく大学外部では、研修医の先輩達にお誘い頂き、病院内での情報を聞くのもとても貴重な経験となっています。

東京医科大学に通って良かった？

ここに書いたこと以外にもたくさんあります。私は専門職として今後を生きることを考えましたが、そうではない、たくさんの学部に所属する友人が出来ました。研究職を選んだ友人の夢は私には考えられないほど広大なもので、でもお互いに誰かを助けたい気持ちは通じており、いつか友人の研究結果や成果が私の働く場で活きる可能性を考えることが出来たのは、専門学校では得られない素晴らしい経験だったと思います。