長岡造形大学の評判・口コミ【造形学部編】

満足していること：設備が充実している

現在は公立の大学になっていますが、以前は私立だったということもあり、もともと公立だった美術系の大学やデザイン系の大学よりも設備が充実しています。まず、木工房や金属加工房、ガラス工房などといった様々な工房があります。そのため、大きな作品でも作ることが可能です。コンピュータが完備された教室はもちろんのこと、撮影スタジオも数部屋あります。撮影スタジオでは、写真を専攻している学生が撮影に使ったり、専攻していない学生でも、自分の作品を撮影するのに使ったりしています。さらに、3Dプリンターも最近導入されたことにより、以前よりも精密な作品を作ることも可能になりました。

満足していること②：授業を通じて様々なことが学べる

長岡造形大学では4つの学科に分かれていますが、1年生の間は基礎造形実習という4学科合同で行われる授業があります。その授業では、視覚デザイン学科寄りの課題や建築環境デザイン学科寄りの課題などがあるので、1年生の間に多くのことを学べます。さらに、学科の域を超えて履修できる授業もあるので、デザインについて多角的に学ぶことができます。また自分の学科の授業では、より専門的な知識を実践を通しながら、より深く学んでいくことができます。

不満に感じていること：学食が混雑する

大学内にはレストランがありますが、他の大学のようにいくつもあるわけではなく、1つだけしかありません。しかし、レストランは広くありません。そのうえ、地域との交流も大切にしているためか、地域の人にも学内のレストランを開放しているので、学生や先生方だけでなく地域の人もレストランで食べています。そのため、お昼時はなかなか座ることができません。また、学食のメニューが少ないと思います。日替わり定食や週替わり丼以外は、ほぼ麺類ばかりです。

不満に感じていること②：キャンパスの利便性が少し低い

大学にほぼ毎日通っていますが、ちょうどいいと感じる空調の日があまり多くありません。例えば、少し肌寒いと感じる日に冷房がとても効いていたり、逆にすごく暑い日に冷房の温度が高かったりと、少し過ごしにくさを感じています。また、大学内にいくつか外に出ないと移動できない場所に屋根がありません。作品を運んだり、制作のために買った材料を運んだりするのですが、雨や雪が降ると屋根がないので濡れてしまいます。アトリエと売店を行き来するためには外を通らないといけないのも不便です。

長岡造形大学のおすすめ学部：造形学部 視覚デザイン学科

視覚デザイン学科では、ポスターやwebサイトのデザインだったり、写真や映像だったり、学科内でも細かく選択できます。将来的にも、デザイナーなどの専門職に就いた場合はもちろんのこと、一般職に就いた場合でも役に立つようなことを学べると思います。

長岡造形大学に通って良かった？

大学での授業の内容や設備に関しては満足しています。大学の建物自体もデザインが美しいのにも魅力を感じています。他の大学に通う友人がうちの大学を見学に来た際におしゃれな大学だと言っていました。また、大学の先生方も普段、実際にデザインの仕事をしている方ばかりでとても勉強になります。それに、面白い先生が多いので授業が楽しみになります。さらに、学外からも実際に活躍されているデザイナーの方やアーティストの方が来てくださる講義があるので、リアルな業界の話を聞くこともできます。しかし、大学の周囲に遊ぶようなところがないのが、少し残念に思います。