東京電機大学の評判・口コミ【未来科学部編】

満足していること：立地がよく、就職に強い

北千住駅から徒歩１分という好立地にキャンパスが建っています。駅から大学までのアクセスがよく、電車通学でも全く負担にならず、アルバイトやサークルにも打ち込めています。実験やレポートなど課題が多い大学なので、初めは慣れない部分もありました。しかしその分身につけられる知識は高度であり、企業からの評価は高く、昨年は全国の大学の中で３１番目に実就職率が高い93.3%となっており、意欲的に学習に取り組めば就職の心配はせずに済みます。

満足していること②：インターンシップに力を入れている

インターンシップは一般的の大学だと大学３年の夏休みから始めるのが一般的です。しかし本校の場合は１，２年生にも参加を呼び掛けています。企業で実際に働いてみることで、他大学の学生と比べて早期から自分の適性や将来やりたいことを知る機会が得られます。また、本校はインターンシップへの参加を単位として認めており、単位を取ると同時に知見を広げることができます。現在ではインターンシップを就職活動の始まりととらえる企業も多いことから、本校の学生が積極的にインターンシップに参加することが高い就職率につながっていると考えられます。

不満に感じていること：サークルの数が少ない

東京電機大学のキャンパスは長い間神田にありました。現在の北千住に移転して日が浅く、サークルや部活動の数や内容が成熟しきっていない部分がよく見受けられます。また都心にある大学なのでアウトドア系のサークルは中々活動しにくいのが現実です。地方の国立大学や、私立大学の歴史のあるキャンパスであれば、サークルや部活動の数は多いでしょう。北千住キャンパスは歴史が浅いため仕方ないとは思います。今後は増えていくと考えられます。

不満に感じていること②：留学制度が充実していない

本校は技術者育成に力を入れて数多くの技術者を輩出してきましたが、その一方でどうしても英語を使った授業が他大学と比べて少なくなる傾向にあります。そのため英語が得意でない生徒が多く、留学などグローバル社会と関わることに関心のある学生はそう多くはありません。また大学側も積極的に留学の呼びかけを行っていないことから、留学をするという意識が学生に芽生えにくいのも現状です。したがって国内メーカーへの就職は高い就職率が示す通りですが、外資系企業への就職実績は少ないです。

東京電機大学のおすすめ学部：未来科学部

未来科学部は現在の科学技術にとどまらず、将来私たちを取り巻く社会を創造するための技術や想像力を磨くことに重点が置かれている学部です。科学技術が目まぐるしく発展し進化していく中で、将来に必要な技術を考えることは技術者に今最も求められていることだと思います。

東京電機大学に通って良かった？

大学１年では数学や物理などの基礎科目をしっかり勉強する一方で、専門的な内容にも早い段階から授業で取り組めるので、目的意識をもって学習しやすい環境にあると思います。また、カリキュラムの自由度が高いことから、学生側が自分なりにうまく時間割を調整してアルバイトやサークルに打ち込む時間を作っています。早い段階からしっかり専門的な内容も学べる一方で、大学生らしい勉強と遊びの両立ができているので生き生きしている学生が多いと思います。