東北大学の評判・口コミ【文学部編】

満足していること：部活動をする環境が整っている

東北大学は部活動やサークル活動に熱心であり、旧帝大が参加する七大戦では何度も優勝をおさめています。また、運動施設も充実しており、フットサルコートや体育館、アリーナ、ダンス場、柔道場、屋内プール、人工芝グラウンドもあります。これらが部活動やサークル活動を頑張る生徒をサポートしてくれています。多くの部が七大戦での優勝やインカレでの優勝を目指して活動しています。私の所属する部もインカレ優勝を目指し、週６日で活動しておりとても充実しています。

満足していること②：留学制度が充実している

東北大学には数多くの留学制度が用意されており、海外を経験したい学生を全面的にサポートしています。１年間の長期留学から、２週間程度の短期間の留学まで幅広いプランが用意されています。事前学習や事後学習も充実しており、行っただけに終わらない体制が作られている点も魅力です。短期間の留学プログラムは春、夏、冬の3回ほど行われているため長期休暇に合わせて留学に行く生徒が多く、授業を休んでしまったり、単位取得に影響が出たりすることもないので、安心して留学することができます。

不満に感じていること：通学が大変

全学教育用の川内北キャンパスも、文系学生用の川内南キャンパスも坂の上にあります。理系学生のキャンパスである青葉山キャンパスはより山の上にあるので、通学が大変です。また近くには美術館や博物館以外ほとんど何もなく、生活のほとんどを大学の購買などで済ませざるを得ません。買い物や友達との遊び、アルバイトのためには駅前に出なければならないので、時間がかかり大変です。帰り道の坂道ではよく事故も起こっているので危険性があるところも不満です。

不満に感じていること②：希望する研究ができないことがある

学部によって異なりますが、文学部では2年生になる時に研究室配属が決まります。そのため１年次の成績によっては希望の研究室に入ることができずに、大学で学びたいことが学べないこともある点が不満です。目的を持って進学する人もいるのに、定員の関係で希望する研究ができないというのは環境としてあまりよくないと思います。ちなみに他学部では、研究室配属がもっと遅く、専門的な研究をする時間があまりにも短すぎるという声もあります。

東北大学のおすすめ学部：工学部

研究を第一に考える工学部では、世界水準の研究をすることができ、世界で活躍する教授の授業を受けることができます。またたくさんの学科やコースがあって、学べる内容によって細かく分けられており、深く研究することができています。ほとんどの生徒が大学院まで進学して研究を続けるため、向上心の高い人々の中で、学問と向き合うことができる学部です。また学部の人数、留学生数も多く、様々な考え方を持つことにつながるのでオススメです。

東北大学に通って良かった？

他の大学に進学した友人と比べると、学業にもしっかり取り組む環境がある上、部活にも一生懸命な環境があるため、学生らしい生活を送ることができています。学部数、種類共に豊富であるため、学部の垣根を越えた友人のつながりを得ることができました。特に文系の私は、部活動を通じて理系学生と関わりを持つことで多様な視点を得ることができたと感じています。また留学生の数も多いため、学内で国際交流を図ることもできます。