酪農学園大学の評判・口コミ【獣医学群編】

満足していること：授業が充実している

獣医系の大学ということで、付属の動物病院があり、授業の中で学生が学習、見学をすることができます。獣医看護の大学の中で付属動物病院での実習ができるのは、酪農学園大学の大きな強みだと思います。外部の動物病院での実習に行く前に、器具や検査の方法などについても勉強できますし、普段あまり見られないような病気なども、レントゲンなどの検査も合わせて見ることができるという貴重な経験ができます。獣医学生や先生との距離も近く仲良くできるので、現場の生の意見を聞き、自分の足りないものを考えられるいい機会になります。専門学生とはまた違った強みを見つけられるようになるのではないかと思います。 また、3年生からはゼミ活動で実際に患者さんと接することや、それぞれの興味のある分野を現場で学ぶことができるので、専門性をより高めることができるのは、就職後の選択肢を広げることにつながります。

満足していること②：キャンパスの環境が良好

畑や緑が多い環境であり、学内で犬をはじめ、様々な動物を飼育しているため、勉強に疲れたらリフレッシュすることができます。ローンと呼ばれる芝生の広場のようなスペースでは、よくサッカーやキャッチボールをしている人たちもいます。都会の中ではあまり緑があるようなところはないイメージなので、広い学内で緑に囲まれることはとても貴重だと思いますし気に入っています。 さらに冬は雪が積もり、雪遊びが出来ます。雪のある環境もまた珍しいためとても楽しいです。

不満に感じていること：キャンパスの利便性が低い

動物を扱っている大学のため、仕方がないのですが、農地にほとんどを利用しているため、学生の過ごすスペースが人数の割に少ない気がします。またその関係で敷地が広く講義棟まで行くのに自転車でも結構時間がかかったり、付属の病院での実習があるときは、自宅からの距離と合わせ学校の端から端まで移動することになるのが少し大変です。さらに冬期間では、雪が積もり車を使えない学生は徒歩でしか移動ができなくなるため、普段の倍以上通学時間がかかるのが不便かなと思います。

不満に感じていること②：アルバイトする場所が限られる

大学近くで一人暮らしをしている学生が多いため、バイトをする場所がかなり限られてしまうことです。中心部まで電車で出ればかなり多く仕事はあるのですが、冬期間通うことや移動距離などを考えるとなかなか躊躇してしまいます。また賃金も首都圏に比べ安いので、帰省した時にバイトをしている時間の割に、稼いでいる金額や遊びに使える額が地元の友達に比べて少なく不満に思っています。 さらに動物を相手にする学問のため仕方のないのですが、動物の世話に関わるゼミやサークルに入るとなかなかシフトの融通も利かなくなるので、働ける職種も限られるのが難点です。

酪農学園大学のおすすめ学部：獣医学類

大動物も扱える土地の広さ、全国でも有名な教授の方々、大きい付属の動物病院など学べる環境が整っています。獣医学類では獣医の国家資格が取得できることで社会に出た際にも大きな強みとなります。臨床現場以外にも研究の分野に進むこともできますし、多彩な教授陣がいらっしゃるので自分の興味や進みたい道をじっくりと選べるきっかけとなります。

酪農学園大学に通って良かった？

専門性の高い大学であるという特性上、全国各地から学生が集まってきていて、友達の輪が広がったからです。同じ土地の集まりで過ごしていた高校時代までに比べて、価値観が違ったり全く出会ったことのない友達、知らない土地で一人の力で暮らしていくことで自分の世界を広げて自分に自信を持つことができました。一人暮らしをしたことによっても人とのつながりの大切さ、家族の大切さを実感しました。友達と協力して暮らしの知恵を共有したりもなかなか出来る経験ではないので楽しいです。