日本福祉大学の評判・口コミ【子ども発達学部編】

満足していること：授業、講師が充実している

心理学の分野でも種類が豊富であり、授業内容も充実しています。内容が充実している理由としては、講師の先生方が認知度の高い方々で、自分の研究分野を教えているだけあって講義はもちろんわかりやすく、些細な質問にもとても詳しく解説頂ける方が多いと感じます。また、他の学部や学科の講義も受けることができ、福祉大学のため全てにおいて福祉の観点から捉えていることが魅力的です。教育にしても、勉強を教えることがメインではなく、生徒が通いやすく先生たちも働きやすい場所にするためにはどうしたらいいのかを考える大学なので、とても素敵な考えだと思い満足しています。

満足していること②：図書館の利便性が高い

専門書が多く満足しておりました。本は10冊も借りることができ期限は2週間なので、余裕をもって読むことができます。図書館では過去の卒業生の論文も全ておいてあり、また学会の論文や本来なら有料である論文も読むことができたので、貴重な時間でした。新しい本も多く、図書館にない本はすぐに手配をしてくれます。私の通っていた大学は４つキャンパスをもっていたので、それぞれの図書館から本を取り寄せることもできますし、ないものだと購入してもらえたので、環境がとても良かったです。

不満に感じていること：進路相談の対応が良くなかった

大学内に学事課とよばれている生徒の進路に携わっているところがあります。就職の相談をしたり、面接の練習に付き合ってもらったりできる場所なのですが、私はそこを利用せず自分の力だけで就職先をみつけました。入学したての頃に、そこの職員さんともめてしまったことが原因なのですが、もめた時のことを思い出すと今でも気分が悪くなります。内容は長くなってしまうため伏せますが、着信拒否するほどイヤな体験をしたのが事実です。学事課で働く職員の、生徒に対する対応を改善してもらいたく思いました。

不満に感じていること②：ゼミ

ゼミの仲間はとても良かったです。ただ、先生が癖のある方でした。私のいたゼミはゼミの中でも1番人気でとても倍率が高く、そのゼミに受かったときはとても嬉しかったです。だからこそ、悲しくもありました。その先生は新しいものを受け入れてくださらない方で、研究も自分がほとんど知っているものしか受け付けないような方でした。もちろん、専門分野外のことを研究したいといったらアドバイスができないからと断られるのはわかります。ただ、専門内の分野で＋αそれに加えた研究がしたいといったところ納得いく理由もなく却下されたため、好奇心旺盛の私には不完全燃焼なゼミでした。

日本福祉大学のおすすめ学部：社会福祉学部

私は子ども発達学部だったのですが、おすすめは社会福祉学部です。就職するときに困らないと思います。子ども発達学部も就職には困らないのですが、女性の場合はとくに子ども関係の仕事でずっと続けていくのは難しいです。私自身もそれを経験しました。卒業後に働くのはいいのですが、子どもができて働きながら育て、再就職やまた働くってなると保育系は厳しいです。なので、社会福祉学部で精神保健福祉士や介護系のヘルパーなど多彩に資格をとるほうが長く見たときにいいのかなと感じます。

日本福祉大学に通って良かった？

私の姉も同じ大学なのですが、姉妹で入学すると学費が安くなったりと経済的にも嬉しい大学でした。同じ学部には似たものが集まるのか、話の合う友人もたくさんでき、先生にも恵まれ楽しい大学生活でした。大学のある場所は地元ではないので、はじめは不安でしたが、福祉大学は日本に3つしかないということで全国から生徒が集まっていました。そのため、県人会という大学独自のコミュニティがあり、県ごとに集まって食事をしたり、遊んだりと交流を深めることができます。地元のあるあるも共有することができるので、ホームシックにもならずいられました。他県の子との交流もあったので、その土地の郷土料理を食べたり話を聞いたりと貴重な思い出です。日本福祉大学で良かったなと思います。