私が日芸ではなく、多摩美術大学を選んだ理由【体験談】

最終更新日：2020/01/21

このページでは、多摩美術大学と日本大学に合格し、現在多摩美術大学美術学部に通っている大学4年生(女性)に、なぜ日本大学ではなく多摩美術大学を選んだのか、そして実際に通ってみてどうだったかを教えていただきました。多摩美術大学と日本大学、どっちがいいのか迷って比較したい人や、多摩美術大学の口コミ・評判を知りたい方はぜひご覧ください。

回答者プロフィール

現在通っている大学：多摩美術大学美術学部
行くか迷った大学：日本大学芸術学部
現在の学年：大学4年生
性別：女性

日本大学ではなく多摩美術大学を選んだのは新しい学科で何か新しいことができそうだから

－－日本大学芸術学部に合格したにもかかわらず、多摩美術大学美術学部を選んだのはどうしてですか？理由を教えてください。

新しい学科で何か新しいことができそうだからです。

歴史のある日本大学芸術学部とは違い、新しくできたばかりの学科で、カリキュラムもこれからまだまだ進化しそうだなと思ったからです。また、受験をした時に感じたことなのですが、自分の歩んできた学歴、親の経歴、活動の有無とは関係なく、フェアに自分の能力を見て判断してくれたと思ったからです。実力は点数化され、学力がたとえ高くても実技で落とされている人が沢山いる中で、決して勉強できる方ではなかった私が、点差を開き合格出来たことです。

多摩美術大学の満足度は？

－－結果的に多摩美術大学美術学部に通ってみて、満足度はいかがですか？

満足しています。

学費がとても高いので、奨学金を借りなければ通うことはできません。しかし、美術大学ということから、学生も教授もとても自由な校風を誰もが尊重し、自由な空間が実際にあると思うからです。のどかな雰囲気の区の指定公園にもなっている我が校の中庭は、芸術作品の製作に最適な場所です。また、講義もとても自由で面白いものが多いです。自分の学科以外にも、興味がある学部の授業を聞きに行けて単位を取ることもできます。知識の幅が広がります。

今、大学を選び直すとしたら？

－－もし今、大学を選び直せるとしたら、どのような大学を選びますか？

学費の免除が受けられる大学です。

やはり、学費は美術大学ということからとてもネックに感じています。私の場合は、裕福な家庭ではないので、奨学金を借りないと学校に通うことはできません。ですので、40代まで返し続けなければならない奨学金があります。自分の頑張りや能力次第で、奨学金の免除が認められる制度を大々的にやっている大学は素晴らしいと思います。