京都精華大学の評判・口コミ【デザイン学部編】

満足していること：食堂のメニューが豊富で美味しい

本学では、三つの食堂があります。一つは、一番利用率が高い本食堂です。ここはメニューが豊富で、一人暮らしでお金がピンチの時におすすめです。定番の定食はもちろん、カレーやラーメン、どんぶりなどがあります。特に、うどんやどんぶり類は安いものだと120円程で食べられるので、月末などにも大助かりです。お弁当を持参する(米のみなど)方もおかずのみの販売があるので、とても助かります。二つ目は、同じ校舎の二階カフェスペースです。主に焼きたてパンを販売しています。その他にパスタ屋、ワッフルなどデザートも充実しています。三つ目は、レアタです。本学から少し離れているカフェですが、ここのパフェがおすすめです。学科のイベントなどでも利用されています。

満足していること②：キャリア支援課の方が優しい

4回生になると、就職活動が始まります。最初はなんとか個人でやっていくのですが、人によっては行き詰まっていきます。わたし自身も行き詰まり、キャリア支援課の方に相談したところ、丁寧に対応して頂けました。予約制ではありますが、履歴書の書き方などちょっとしたことでも相談が可能です。更に学内での就職活動講座や企業説明会が活発に開催されているので、デザイン系で企業の見つけ方がわからない人でも安心して活動できます。

不満に感じていること：キャンパス内に坂が多い

芸術大学の中では比較的小さい敷地になっていますが、半分以上が坂です。なので大きい作品を持っての移動がかなり大変です。学科によって坂の上にある校舎が教室になる場合があります。そうなると画材の買い出しで端から端まで移動しなければならず時間がかかったり、プレゼンテーションを行う教室が離れていて作品の持ち出しが大変だったりと苦労します。台車の貸し出しがありますが、一人で運ぶことが無理なため二人組での運搬が必要なのがとても大変です。

不満に感じていること②：秋の観光シーズン時に電車が混む

通学スタイルは二種類あります。京阪から乗り換えて比叡電鉄を利用する人と、地下鉄からスクールバスを利用する人に分かれます。前者のスタイルを利用する人は秋の紅葉シーズンになると地獄です。叡山電鉄では紅葉トンネルというものがあり、それらを目的にきた観光客でパンパンになります。さらに沿線内には三つの大学があるのでその生徒たちも合わさり、ピーク時になると電車に乗れず遅刻するといったケースも珍しくありません。

京都精華大学のおすすめ学部：マンガ学部

四年生の大学でマンガ専門の学部が存在するのはこの大学だけだと聞いています。有名なマンガ家の教授から指導も受けられるそうなので、漫画家を目指す人にはもってこいの学部だと思います。わたしの友人の中にもジャンプなどの有名どころで掲載された人もいます。売れないなどの将来的な圧迫も少なく、たくさんの経験ができるので、漫画家で食べていけるのか不安の方はぜひオープンキャンパスで先輩の話を聞いてみるといいと思います。

京都精華大学に通って良かった？

わたしの学部では非常勤講師の方を呼んで講義が開かれたり、海外の姉妹校の生徒と一緒にデザインをしたりと様々な経験ができたので、その点は満足しています。しかし、この満足度は人それぞれであると感じます。どの芸大に入っても講義だけでなく、大学外での活動も大切になってきますが、その辺りがあまり教授陣からの理解がなく活動しにくいことがありました。なので教授と仲良くどれだけ円滑にやっていけるかが重要だと感じます。