京都精華大学の評判・口コミ【人文学部編】

志望理由

本当は別の大学に行きたかったのですが、結局受験が上手くいかず放り出されるという形でこの大学に来たというわけです。選んだきっかけとしては高校時代の同級生が行っていたからという簡単な理由です。元々別の学部を考えていましたが、結局親の都合で人文学部に来たという形です。人文学部に関しては一般受験をして受かったという形です。私は元々法学部に行って多角的に学びたかったのですが、その法学部よりもかなり融通が利きますし後で書くと思いますが色々と多角的で面白く、今の大学に来たのは幸運でした。

大学で勉強していること

人文学部では一つの学問に固執せずに色々な事を学びます。確かに2年生の時には文学、歴史、社会の3つのそれぞれの専攻で学びますが、だからと言ってそれに固執して勉強するわけではないです。例えば私は社会専攻で、確かに社会に関係する政治や経済、法律等の専門的な知識について学びますが、それでもこの社会が起こった背景を知るために歴史的な事を学んだり更には当時の人々の声を知るために文学的な要素も学んだりします。更には芸術系のことについても学んだりします。それは芸術というのは思想が入っていて政治的な絡みがあるからです。一見関係ないように見える事柄も、よくよく考えれば全て何らかの形で繋がっているのです。

満足していること：色々と学べる

先程も書きましたが、とにかくジャンルに固執せずに色々と学べるところが良いところだと思います。大学は人文学部だから人文のことしか学んだらダメとか芸術系は芸術1本だというわけではなく、とにかく様々なジャンルの事を学びます。私自身も人文学部ですが、それでも文学的要素を学んだり、歴史的要素も学んだりしています。更に言えば勉強のために今あるアニメや漫画について社会的な繋がりで学ぶということもします。高校みたいなコースで一つという差別もないのでそこの分に関しては本当に精神的に楽です。

不満に感じていること：授業カリキュラムに無理があり過ぎる

私の1つ前の世代から本気を出してきたのか、授業のカリキュラムにゆとりがなさ過ぎるなと感じます。授業の時間が増えたことによって休む日数も全体的に少なくなっているし、特に酷いのが3年生から4年生の時で、3年生の時はフィールドワークと言って海外か国内かを選んで大規模な調査学習を行いますが、これで取れる単位は14単位と少なく、1～2年生の時にあまり単位を取れていないと後半かなり苦労します(私は幸いある程度取っていた)。それからの卒論を書くというのはメンタルがかなりやられるので、そこのところに関しては何とかして欲しいですね。前の卒業プロジェクトの方がもう少し良かったと聞いて本当に羨ましいです。

京都精華大学のおすすめ学部：人文学部

私が学んでいたということもありますが、まず何も目標が決まっていない、今までの固定観念から解放されたいという気持ちが何処かにあれば大変おすすめします。人文学部は一つのジャンルに固執せずに学べる大学ですから、自分の将来へのヒントが見つかりやすいですし、2年生の時に専攻を選びますが（条件はありますが）途中変更も可能です。後は3年生になってフィールドワークという大規模調査をしますが思い切って海外に飛び込んだり、大学が選んだプログラムにない調査も可能です。人文学部はジャンルに固執せずに学べるという点が本当に良いところです。後は学部と関係はないですが、この大学は全体的に解放されており自由に自分の好きなことも表現できるので本当におすすめします。固定観念に疲れた貴方！是非京都精華大学をおすすめします！

京都精華大学に通って良かった？

確かに第一志望に受からなかったのは残念でしたが、それでも本当に今の大学に行って良かったと思えます。私を初めて人として尊重してくれたのも今の大学で、本当に自分の意見が言いやすく、自分を持っても良いんだと教えてくれたのも今の大学でした。更に今まで自分を縛っていた固定観念からも解放されていきましたし、世の中に対して疑いの目を持つことを教えてくれたのも今の大学でした。教授も学生も良い方が多く大変感謝しています。生き方のヒントを教えてくれたのもこの大学ですし、もし第一志望に受かっていればそのようなことはなかったでしょう。確かに私の大学は世の中に揉まれていますがそれでも固定観念解放をしてくれたことに関しては大変感謝しています。