福山市立大学の評判・口コミ【都市経営学部編】

福山市立大学の特徴

福山市立大学は、前期後期ではなく、1年を4つに分けて授業を行う、4学期制の大学です。2か月ごとに学期が変わり、授業時間割も全て変わります。1週間に同じ授業が2回あることが多く、短期間集中になるので、授業内容を忘れることなく勉強することができます。また、学期が多いことで、試験期間が4つと増えてしまいますが、その分、1回の試験期間の中での試験の数が少ないので、科目1つ1つに集中してテスト勉強をすることもできます。

満足していること：キャンパスの環境

福山市立大学は2011年に創立された新設校なので、建物自体も新しく、とてもきれいです。また、大学の規模自体が小さいので、建物もコンパクトになっています。その分、教室移動がしやすく、休み時間に余裕ができています。大学の理念の1つに「キャンパスは街、学ぶのは未来」というのがあります。その通り、街自体が福山市立大学のキャンパスであり、街に出て学習することも多いです。大学の隣に公園や川があり、そこでの学習もあります。

満足していること②：学部

福山市立大学の都市経営学部は、全国でただ1つの学部です。環境の視点を共通の基盤とし、『計画・デザイン』『経済・経営』『共生・開発』の3つの領域を学ぶことができます。1年次には3つの領域の基礎を幅広く学び、2・3年次からは自分が重点視したい領域を1つ選び、その分野を深く学ぶことができます。今、自分がやりたいことや興味のあることがなくても、色んな分野を幅広く学ぶことができるので、将来の視野が広がることに繋がります。

不満に感じていること：イベント

オープンキャンパスや大学祭などのイベントでは、大学の規模が小さいことが影響しているのか、盛り上がりに欠けていると感じました。大学の生徒の人数も少ないですし、訪れてくれる地域の方も他の大学と比べると少ないと思います。サークルなどの出し物であっても、盛り上がることもありますが、内輪での盛り上がりだなと感じることが多いです。また、新設校なのでイベント1つ1つが探り探りなので、そのような理由からもイマイチ盛り上げることが難しいのかなと思います。

不満に感じていること②：生協・購買

福山市立大学では、2018年4月から生協ができ、学食と購買ができました。とても便利なのですが、利用する人が多く、昼休みの混み具合がすごいです。学食のシステムの効率が悪いのか、昼休み終了時間10分前に学食を食べ始める人もいます。また、学食のテーブルの数も生徒の数よりもより少ないので、足りず譲り合いになることが多いです。学食を食べたいと思っても、授業が終わる前に並びにいかないと長い時間待ってしまうのが現状です。

福山市立大学のおすすめ学部：都市経営学部

1年次には様々な分野を広く浅く学ぶことができ、2年次以降からは自分が興味を持った分野をより深く学ぶことができます。また、大学の授業の中で建築士の資格を取ることもできるので、そちらの分野に興味がある方にはとてもおすすめです。

福山市立大学に通って良かった？

4学期制ということと、幅広い分野を学ぶことができ、自分の興味のある分野が見つかったのはとても良かったと思います。将来の仕事に対する展望も見えてきました。ただ、大学の規模が小さいので、大学生活自体が充実しているかというと、あまりはっきりと充実しているとは言えないかなと思います。大学祭やそのほかのイベントの盛り上がりがもう少しあれば、もっと楽しい大学生活をおくれていたかもしれません。ただ、今のままでも楽しくないことはないです。