岐阜大学の評判・口コミ【医学部編】

最終更新日：2020/01/21
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口コミ・評判
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このページでは、岐阜大学医学部に現在通っている4年生から聞いた、岐阜大学の魅力や雰囲気、特色に関する体験談をご紹介します。「進級が楽」「立地が悪い」など、良い口コミや悪い評判を含めた、在籍している人ならではのリアルな実体験をお伝えしますので、岐大に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は各大学HPより引用(URLは基本情報欄に記載)

回答者プロフィール

大学：岐阜大学医学部医学科
状況：現在大学に通っている(大学4年生)
性別：男性
総合評価：★★★★☆(満足)

満足していること：進級が楽

医学部の進級は大学によって難易度がピンキリです。ストレートで卒業できるのは全体の半分程度といったところからほぼ全員といったところまでありますが、岐阜大学医学部は大体8割から9割がストレートで卒業できます。理不尽な教授（他の大学で聞いた話ですが、外車を乗っている生徒をよく落とすなど）も0ではありませんがほぼいません。定期的に開かれる教授会でそのような行いには厳重注意をするようです。また、仮進級といって単位落としを一科目までなら許してくれる制度もあります。ですから、真面目にやっていれば留年することはほぼありません。

満足していること②：病院実習で与えられたテーマを勉強する

医学部では4年の後期よりポリクリと呼ばれる病院実習が始まります。これは各々の大学の附属病院にて、内科外科マイナー科といった全ての科を約一年かけてまわる実習となっています。これも大学病院によってシステムが様々で、学生にほぼ干渉せず自由にやらせるところから、毎日朝から夕方までみっちりやらせるところまであります。そんな中、岐阜大学は基本的に指導医にテーマを与えられ、それに対して勉強をしてくる形の実習が多いです。そのため最低限の知識はつきますし、やる気があればどんどん指導医に質問してより学習を深めることもできます。このシステムはきつすぎずゆるすぎず、ちょうどいいかなと思います。

不満に感じていること：立地が悪い

岐阜大学は岐阜市の外れの田舎にあります。十数年前は岐阜駅前にあったのですが、病院の老朽化など諸々の問題があり、今の場所に移転されました。そもそも岐阜には遊ぶ場所があまりないため、基本的に名古屋に行くことが多いです。しかし、大学から最寄駅に行こうとすると、少ない便のバスに乗って30分以上かけることになります。そしてそこから電車に乗るので、お金も時間もかかります。また、周りには特に何もないので、車を持っていないと不便です。そのため、周りの友達は大体車を持っています。

不満に感じていること②：部活に入らなければならない

これは全国の医学部共通だと思うのですが、医学部生は基本みんな部活に所属します。そして「サークル」ではなく「部活」と呼ばれることからわかると思いますが、大体厳しいです。週3から5くらいは部活があり、強制参加、土日は片方もしくは両方潰れるといったことはザラです。しかし、みんな入っているためなかなか抜けることができません。また、部活で過去問を共有しており、その部活以外の人間にはその過去問を見せてはいけないといった謎のルールを作っている部活もあります。

岐阜大学のおすすめ学部：医学部

岐阜大学の医学部は推薦制度が豊富で、あの手この手を駆使することで少々学力が低くても入れる、いわゆるコスパの良い学部だと思います。それでいて後期試験を採用しているため全国の秀才も集まり、いろいろな人がいて楽しいです。

岐阜大学に通って良かった？

岐阜大学への満足度：満足

国公立医学部の良さは主に立地と進級のしやすさで決まると思います。しかし立地の良い大学（東大、京大、阪大、名大など）の難易度は異次元のため、これを考えないようにすると、大体進級のしやすさで決まるのではないかと思います。その点、岐阜大学は真面目にやってさえいれば進級できるので、良い大学だと思います。立地はいいとは言えませんが、名古屋に出ることができるので他の地方国立大学と比べるとそこまで悪いとは思いません。