北海道大学の評判・口コミ【薬学部編】

北海道大学の特徴

とにかく敷地が広いです。南北に地下鉄三駅分、約5kmくらいあります。そのため学生の多くが自転車を使って登校しています。敷地が広く、とにかく自然が豊かです。13条門を入ったところにあるイチョウ並木や、農場の近くにあるポプラ並木、正門入ってすぐの芝生とサクシュコト二川という小川など学生だけでなく観光客も魅了する自然があります。外国の観光ガイドにも北海道大学の自然は掲載されており、大学内には外国人観光客と思われる、中国人やアメリカ人の方が多くいます。また農場の牛の牛乳を使った乳製品や農場でとれた野菜が買えるお店があるのも特徴です。

満足していること：部活動

北海道大学には様々な部活動やサークルがあります。その理由として多くの学部が札幌キャンパスに集まっているからです。水産学部の3,4年生は函館キャンパスに移動してしまいますが、その他の学部の学生は全員札幌キャンパスにいるため学生数が多いです。他の大学の多くは文系と理系でキャンパスが離れてしまうため、文系と理系の学生の交流が少ないと思います。しかし北海道大学では部活やサークルに所属するだけで他学部の学生とコネクションを作れます。また北海道には大学数が少ないため関東の大学と比べて全国大会に出場しやすいのも特徴です。

満足していること②：留学制度

北海道大学には新渡戸カレッジという留学支援が備わっています。この制度を利用するにはＴＯＥＦＬ-ＩＴＰのテストで基準点をとらなければいけません。しかし基準点は低めに設定されており、北海道大学の入試を合格する能力があればとれるようなスコアです。そのあとに必要な単位をいくつか取り留学の時に多くの奨学金がもらえる仕組みとなっています。しかし新渡戸カレッジの魅力はそこだけではなく、北海道大学のＯＢで日本や世界で活躍するエリートを読んで1対1でお話しする機会がもらえるフェロー制度など魅力的制度もたくさんあります。

不満に感じていること：ゼミ・研究室

ゼミや研究室ではいわゆるブラックと言われるところが多いです。工学部の建築学科に所属している部活の先輩の話では、「2日間徹夜するのは当たり前、自分の研究室に毛布などが充実しており仮眠する環境がそろっている」などと言っていました。また私が所属する薬学部の教授が、学部の入学式の時に「私たちの研究室はブラックではありません。24時間電気がついているのでBrightでしょ、明るいでしょ」とジョークが出るほどやばい環境です。

不満に感じていること②：授業

基本的に教授の授業に対する熱意が足りないと感じています。丁寧に指導してくれる先生もいらっしゃいますが、そういった方々は少数で多くの教授はやる気がないです。例えば、授業のレジュメをもらったときに文字が小さすぎて読めない時があり、教授にもう少し大きい文字にしていただけないでしょうか、と提案しても改善せずに、私は忙しいからなどと変な理由をつけて改善してくれません。また休講が３回連続で続ける教授もおり、授業料を払うのが馬鹿らしくなってくるような授業が多いです。

北海道大学のおすすめ学部：工学部 情報エレクトロニクス学科

今話題となっているＡＩを扱う学科となっていて多くの優秀な生徒が集まるイメージがあります。また工学部であるため女子の比率が低いため、ノリが男子校に近いと言われておりとても楽しそうです。またオタクの様な人が多いため研究内容もユニークです。

北海道大学に通って良かった？

自然が豊かなキャンパスであり、大学内を散歩するのがとても楽しいです。また札幌の中心部にあるため全く不便に感じず、過ごしています。北海道大学では道外出身者が6割、道内出身者でも十勝や旭川など通うには遠すぎる学生が多いため、一人暮らしや寮に住む学生が多いのが特徴です。そのためテスト前や学祭前には誰かの家に集まって一緒に勉強をしたり、計画を練ったりすることが出来るのが良い点です。また他学部の友達が多く作れる環境があるため、他学部の友達の話を聞くことで知識を広げることが出来るのが良いです。