日本赤十字看護大学の評判・口コミ【看護学部編】

満足していること：校風が自由

先生たちは生徒とフランクに話す人が多いです。授業外でご飯を食べに行くことも多々ありました。また、他大学の学生はいつも大変だと言っていましたが、本学はレポートも期限や最低限の書き方さえ守れば良く、授業中もディスカッションが多いので苦痛に感じませんでした。正解を求めることよりも、それぞれの意見を大事にしながら育てていくという雰囲気がありました。在学中は緩い学校だと思っていましたが、知らぬうちに最低限のマナーに加え、相手を尊重することや様々なひとの声に耳を傾けることが身についていました。決まりがたくさんある環境よりものびのびと成長できたと思います。

満足していること②：キャンパスが都心にある

最寄駅は広尾駅と渋谷駅です。広尾駅は少しアクセスが良くないですが、周りの雰囲気は最高です。カフェもあり、自然も豊かなので、疲れたときにもゆったりと過ごせました。また、授業後は友達と歩いて渋谷や恵比寿まで向かって、遊びに行くこともできます。ご飯を食べるところも周辺にたくさんあるので、毎日飽きません。高級感のあるお店からリーズナブルなお店まであります。また、繁華街の近くなので、アルバイトの選択肢も多く、就労時間もしっかり確保できました。

不満に感じていること：学生数が少ない

単科大学なので、生徒数が圧倒的に少ないです。ほとんどの生徒が顔見知りで、女子ばかりなので学内での男女の出会いもほとんどありません。何かすればすぐに噂が広まりますし、高校生の時のように友達のグループができていました。中にはネチネチとした関係があった人たちもいたようです。グループに入らなければ孤立してしまい変な目でみられるという雰囲気もありました。友人関係においては、他人の目を気にしてしまう環境だったと思います。

不満に感じていること②：グローバル感があまりない

入学前は日赤と聞いて、日本赤十字社の印象が強く、海外研修などをイメージしていましたが、実際は日本赤十字社とはほとんど関係ありません。授業の中でいくつか海外に携わるようなものもありましたが、それはほんの一部でした。本学特有のものとして、赤十字論などの授業もありましたが、日本での活動や理念が中心となっており、海外をイメージしているとがっかりすると思います。他の看護大学とそのあたりはほとんど変わらないと思いました。

日本赤十字看護大学のおすすめ学部：看護学部

単科大学ですので、看護学部をおすすめすることしかできません。ですが、全ての生徒が同じ学部で同じことをして、更にそこの教授も同じ専門性を持つ者ばかりだったので、集中して看護に向き合うことができる環境だったと思います。

日本赤十字看護大学に通って良かった？

上記に述べた通り、他大学に通う学生の話を聞いてみても、本学よりも楽しそうに通う人は見られなかったからです。学内で嫌だと思うことはほとんどなかったと思います。それでありながら、自分で物事を解決する術も身につけて卒業することもできていました。周囲の人々と協力することも学び、この学校に通うことで自分自身が成長できたと感じています。