京都外国語大学の評判・口コミ【フランス語学科編】

満足していること：キャンパスがコンパクトで教室移動が便利

京都のほかの大学と比べ敷地はとても狭いです。しかし、講義と講義の間の休み時間が10分しかないので、移動に便利なコンパクトなキャンパスが非常に気に入ってます。キャンパス内は比較的きれいです。建物によっては古いものもありますが、化粧室などは新しい設備に改装されており、不便に感じたことはありません。最近新しく4号館ができました。ガラス張りでデザインが良く、無料で貸し出されているパソコンが使えるスペースや、食事ができるスペースが広いので学生にも人気です。

満足していること②：実用的な授業が多い

授業には満足しています。外国語大学なだけあって非常に実用的な授業が多いです。特に航空業界やホテル業界などについての授業が人気があるように思います。航空の授業では、実際に客室乗務員として働いていた先生の話を詳しく聞くことができます。客室乗務員のスケジュールや、就職する前に知っておきたい航空業界の専門知識などについての話は大変興味深かったです。もちろん語学についての授業も充実しており、さまざまな言語の中から第三外国語まで選ぶことができます。

不満に感じていること：留学先の選択肢が少ない

英米学科以外の学科は留学先の選択肢が少ないように感じます。提携している大学があまり多くないです。都心のほうの大学となると一学期に1人程度しか行くことができません。それ以外は田舎の小さな大学から選ぶことになり、それでも行けるのは一学期に多くて5人です。奨学金を受けるには、筆記テストや面接、GPAのスコアなどによって選ばれる必要があります。テスト自体は勉強していれば難しくありませんが、人数制限がありますし、奨学金の額も多くありません。

不満に感じていること②：留学生との交流がほとんどない

多くの留学生が在籍していますが、履修できる授業が違うので大学内で会うことはほとんどありません。留学生は皆テストなどに追われてとても忙しいようです。留学生と話したい、友達になりたい、という場合は自主的にNINJAという外国語自立学習支援室が開くランチイベントなどに参加する必要があります。それにも人数制限がありますし、事前に予約がいるのでハードルは高いかなと感じます。学んでいる外国語を活かす機会が少ないのは残念です。

京都外国語大学のおすすめ学部：英米語学科

多くのことで英米語学科とそれ以外の学科という風に分けられます。偏差値も大きく違います。選択できる授業も英米語学科のほうが充実しているように感じます。留学を希望した際にも圧倒的に選択肢が多いのは英米語学科です。

京都外国語大学に通って良かった？

英米語学科以外の学科は特に、新しい言語を一から学ぶことになるので、覚えることだらけで本当に大変です。授業内では文法の説明などはありますが、あとはひたすら自分で単語や文法を詰め込むことになります。自主学習が本当に大切な大学だと思います。一年生の時点で生徒間の実力にもかなり大きな開きが出、二年生になると成績ごとにクラスが分けられるので誰が優秀かそうでないかは一目瞭然です。授業内容なども変わってきますし、留学の奨学金には良い成績が必要です。一年生の頃は朝も早く毎日大変でしたが、二年生になった今では自主学習の甲斐もあって語学も身についたので、この大学でよかったかなと考えています。