京都精華大学の評判・口コミ【デザイン学部編】

満足していること：第一線で活躍している講師の授業

今もデザイナーとして活動されている、素晴らしい講師の方々が授業して下さいます。学科の先生も皆さんとても優しく、頑張っているところはちゃんと見ていて下さいますし、チャンスも与えて下さいます。例えば、実際に報酬の出るデザイナーとしての仕事を紹介していただけたりして、自分のデザインが社会へ出ていく経験が学生のうちからでき、今でもとてもためになっています。基本的に本当に優しいです。卒業した今でもお話を聞いてくださったり、お仕事を紹介してくださったりします。

満足していること②：校風が自由

自由自治と校訓にある通り、自由が多い大学です。特に学祭はこれぞ学祭！といった、ごちゃごちゃした模擬店やステージが毎年繰り広げられ、とても楽しかったです。普段も学内に色々なフライヤーやらサークル勧誘のチラシやらが貼ってあったり、フリマをしている学生がいたり、サークルで焼肉が行われていたり、寝ている学生がいたり、色々な人がいて面白いです。サークルもなんでもすぐに立ち上げられるので、個性豊かなサークルばかりでした。

不満に感じていること：学祭が縮小傾向にある

精華大学といえば面白い学祭！というイメージを近隣の大学にも持ってもらえていたのに、最近は自治会や実行委員になる人も少なくなっており、学祭が縮小傾向にあります。一年生の時はもっとお祭り感があったのに、年々呼ばれるアーティストの人数も少なくなったり、模擬店の数も少なくなったり、学祭の日数自体が減ったりと、どんどんつまらないものになっているように感じます。在学生も、これから入ろうとしている方も、面倒臭がらずにもっと学祭を積極的に楽しんで、昔の盛り上がりを取り戻して欲しいです。

不満に感じていること②：学祭以外のイベントが少ない

これも先ほどの学祭に通じるものがあるのですが、他の美術大学に比べて学祭以外のイベントが少ないように思います。たまに講演会の情報などは出ているのですが、あまり宣伝されず実際行ってみても殺風景な部屋でお話があるだけでした。せっかく来て下さっているのだから、もっと歓迎ムードを作れればいいのになあと思います。そうやって歓迎ムードが高まれば、学校にももっと色々な方が喜んで来てくださると思いますし、イベントも増えていくと思います。

京都精華大学のおすすめ学部：ビジュアルデザイン学科

特におすすめなのはグラフィックデザインコースと版画コースです。どちらも親身になってくださる先生が多いです。あとはビジュアルデザイン学科の中でも、コースによって雰囲気が結構違うのですが、この二つのコースはおしゃれな物が好きな方には向いていると思います。

京都精華大学に通って良かった？

先生や、周りの友人、自由な校風がとても合っていました。関西の美大では一番楽しい大学だと私は思います。ガツガツした意識の高い人にはもしかしたら物足りないと思うかもしれませんが、のんびりでも一生懸命好きなことを頑張る人にはとても合う大学だと思います。私はこの大学でできた友達が、今までできた友達の中で一番好きです。