大阪薬科大学の評判・口コミ【薬学部編】

大阪薬科大学の特徴

大阪薬科大学では、2週間に1回講義時間内に、TBLというものがあります。問題を解いて、「どの様に解いたのか」を皆の前で解説するという授業です。私たちは普段授業を聞くばかりで、人に分かりやすくプレゼンする事は苦手な人が多いです。大阪薬科大学を卒業後は、病院や薬局に就職する事が多いですが、その際患者さんに薬の説明や服薬指導を分かりやすく行わなければなりません。また研究職に就いた際にもプレゼン力が必要になってきます。ですから、今のうちからプレゼン力を伸ばしていこうという考えで、TBLが実施されます。また、1年生の頃からちょっとした実習を行います。実際に薬局や病院にお邪魔して、仕事をしている様子を見せてもらったり、効率的に業務を行うためにどの様な工夫がなされているのかを聞いたりすることが出来ます。また、薬局によっては、実際の機具を使わせていただける所もあります。

満足していること：大薬祭(学祭)

大薬祭では、運動部や文化部が屋台を出します。運動部の中では代々やきそばを売るなど、決まった物を売っている所もあるので、毎年あまり変化はないかもしれませんが、長くやっているだけにすぐに料理を出してくれます。またビンゴ大会では、ティファールの鍋やディズニーペアチケットなど豪華景品があり、とても盛り上がります。アーティストやお笑い芸人を呼んだりしているのでそれを見るために、遠くから来て下さる人もいます。運動部の男子がダンスで競う、薔薇祭という催しもあります。一ヶ月前から振りを自分たちで作って練習しているので、仕上がりはとても良く、大薬祭期間中で一番の盛り上がりを見せます。

満足していること②：授業

授業はパワーポイントではなく、黒板を使って説明してくれる先生が多いです。そのため後ろの席からでも、今どこを説明してくれているのかがよく分かります。またパワーポイントを用いる先生でも黒板を併用してくれる事が多いので、ただパワーポイントを見て聞いているだけの授業というのがあまりないです。また国家試験にはどの様な問題が出たか教えてくれたり、演習して説明してくれる先生もいるので、国家試験に意欲的に取り組もうという気になります。

不満に感じていること：キャンパスの立地

キャンパスは山の方にあるため、電車から降りてバスに乗らなければなりません。時刻表に書かれている以外で臨時バスを出してくれているのですが、バスの台数と生徒の人数が合っておらず、すし詰めで乗らなければいけない期間もあります。授業が始まる時間ギリギリに大学に着くバスに乗って行こうとすると、30分近く遅刻してしまうことがあります。また、このバスは大学専用のバスではないので定期代は自腹です。

不満に感じていること②：キャンパスの環境

講義をする教室では朝9時から始まる授業に対して、席をとるために朝7時30分に来ている生徒もいます。また8時になると大半の席が埋まってしまい、席が無い生徒も出てきてしまっています。席取りが激化しているので、教室を変えてもあまり事態は変わりません。ですから、朝早くに来れなければ授業を受けられるか怪しいところがあります。ちなみに、キャンパスの外見はとても綺麗です。つい最近トイレの床も張り替わりました。また清掃員さんが毎朝掃除してくれるので大学内も綺麗です。

大阪薬科大学のおすすめ学部：薬学部

薬学部薬学科と薬学部薬科学科があったのですが、現在は6年制の薬学科だけになりました。薬学部では薬のことだけを専門的に学ぶ印象があるかもしれませんが、放射線や衛生も学びます。薬剤師とセットで持っておいた方が有利な資格をアナウンスしてくれたり、サポートしてくれたりするので、そういった資格は取りやすいと思います。

大阪薬科大学に通って良かった？

他の大学と比べて忙しいですが、その分知識が頭に入ります。また周りも同じように勉強している学生が多いので、自分もやらなければと奮起させられ、定期試験でもしっかり点数を取ることが出来ます。分からない所があって教授がつかまらなくても、周りの人に聞くと教えてくれることが多いです。アルバイトも、実習がない期間は週3以上で入れるので、勉強と両立する事は可能です。また、4年生からは研究室に配属されるので、今まで学んだ中で好きな分野を研究することができます。