長崎国際大学の評判・口コミ【人間社会学部編】

長崎国際大学の特徴

長崎国際大学は長崎の佐世保市にある学校で、ハウステンボスにかなり近いところに建っています。それゆえハウステンボスもこの学校をサポートしてくれており、ホテルなどのインターンシップやアルバイトで勤務する生徒が沢山います。また、私がいた観光学科は他の大学には珍しく、観光について学ぶ授業が沢山あります。例えば、ホテル業務や航空関係の資格をとるための授業、日本と海外の観光の違いを勉強する授業などです。茶道の授業など、他の学校では体験できないようなものも取り入れられています。また、コース選択で様々なことが経験できます。観光関連だけではなく、スポーツコースや言語・多文化のコース、また、私が入学してから作られたグローバルコースというものもあり、授業はほぼ英語のみ、1年の夏休みの１ヶ月はフィリピンへ、2年の夏から3年の夏まで自分が行きたい英語圏の海外へ1年間留学するというグローバル人材育成のコースです。

満足していること：アルバイト・インターン

インターンでは近くのハウステンボスさんにお世話になりました。授業で学んだことが実践になり、いい経験になりました。時には厳しく時には優しく指導して頂き、アルバイトとはまた違った緊張感や達成感を味わうことがでしました。きつい時にも、お客様から感謝の言葉をいただいたりすると、インターンシップに参加してよかったと感じることができました。 また指導してくださったスタッフの方も、最後には、ずっと働いているスタッフのように気さくに話してくださり、人の縁に恵まれたと感じることが多くありました。

満足していること②：部活動

部活動では新しくできた部活動のマネージャーになり、入部当初は全員が1年生でした。なので、先輩などからの圧もなく、のびのびと部活動をする反面、決め事など最初は人任せだったりまとめられなかったりと苦戦する場面も多々ありました。ですが、自分たちで意見を出し合い、本気でぶつかり合えるような部になりました。特に学園祭では対立する場面が多く見られ、大喧嘩をする場面もありました。でも、そういうぶつかり合いがあったからこそ、学年を重ねていくごとに信頼やまとまりが増していったなと感じました。

不満に感じていること：キャンパスの立地

ハウステンボスに近く、学生証があれば無料で入れるといった点は良いのですが、買い物やどこか街などへ出かける時など、車がないと不便な場所です。私の友達もそうなのですが、ハウステンボスに近いからこの学校を選んだという子が多く、寮のベランダからハウステンボスの夜景が見えるといったステキな面もある一方、実際住んでみると、普段の生活が不便という欠点もあるんです。

不満に感じていること②：授業

面白い授業もあれば、先生の自己満足で進められる授業もあります。例えば世界史の授業では、先生が自分の好きな時代を集中的に教える感じで、私が思っていた授業内容とは異なりました。また、先生によりますが、授業が長引いて休憩時間もなく急いで次の教室へ、ということが時々あります。そのせいで、ご飯を食べる時間が極端に短くなったり次の授業へ走って移動したりということもあり、不満に思いました。

長崎国際大学のおすすめ学部：人間社会学部 国際観光学科

私の大学は3学部4学科で、観光学科、社会福祉学科、栄養学科、薬学科がありました。その中でも私の所属していた観光学科は、他とは違って必ず受けなければいけないテストを逃したり、授業をかなりサボったりなどがない限り、ストレートで卒業できる学科です。他学科はそれぞれ、国試を全員受けたり実技の授業があったりすのですが、そういう国試も受けたい人が受けるといった感じで、それほど強要されるものもないです。

長崎国際大学に通って良かった？

不満は多少なりともありますが、私が所属していた学科は人数も多く、また外国人留学生との交流も盛んに行われており、のびのびと学校生活を送ることができました。また、先生たちとの距離も近く、困ったことなども話して親身になってくれるいい先生ばかりでした。ほとんどの先生が自分たちとあまり年の離れていなかったので、こちらも思ったことを言え、先生たちもよく気持ちを察してくれました。ですから、またこの学校に通いたいぐらいです。