大東文化大学の評判・口コミ【文学部編】

大東文化大学の特徴

1、2年生は自然が豊かな東松山の静かなキャンパスで勉強します。そして、3、4年になると(一部の学部を除く)ほとんどの学部が練馬のキャンパスで学ぶという、キャンパス移動制を採っております。これは1、2年生の時にしっかりと大学生として学ぶ精神を伸ばすために行なっているもので、あえて環境を変化させることで、4年間新鮮な気持ちで学校で授業を受けることができます。この点は非常に良かったです。また、駅からスクールバスも出ているので、通学に不便はあまり感じなかったです。

満足していること：ゼミ・研究室

ゼミは3年生と4年生が合同で行います。2年生の時にゼミの見学に行って、それぞれのゼミを体験して、自分に一番合うゼミを選びます。人気のゼミなどは、ゼミに入るための独自の小論文提出などもありますが、熱意を持って取り組めば大した問題ではありません。ゼミではそれぞれがやりたいテーマについて論文を書いていきます。その過程をゼミ内で議論します。夏にはゼミ合宿などもあり、ゼミの教授の趣味全開の合宿に行くのですが、これも新たな学びがあり、とても素晴らしい企画となっています。

満足していること②：キャンパスの環境

大東文化大学の板橋キャンパスでは、最寄駅が東武練馬となっております。私はこの立地に非常に満足しています。なぜなら、都市部ではあるものの、池袋や新宿などといった大都市から少し距離をとって落ち着いた環境で学ぶことができているからです。特に、東武練馬近辺は駅前には居酒屋が多く、大東文化大学の学生だと安くしてくれたり、サービスをしてくれたりする店舗もあって、学生たちに優しいです。居酒屋だけでなく普通の飲食店も多く、「お昼は外で食べよう」なんて軽く外食できるところも気に入っております。

不満に感じていること：サークル

不満に思ってるのは、大学のキャンパスが二学年ずつで分けられてしまっているので、サークル活動が活発ではないという点です。例えば、私は軽音楽サークルに所属していたのですが、サークルの活動は基本的に東松山キャンパスで行われていたので、三年生になってから板橋キャンパスで授業を受けて、その後東松山キャンパスでサークルをしなければならないという移動が大変な状況になってしまいました。結局こうなってしまうと皆、学業の方が大事なので、サークルを辞めてしまったり、幽霊部員になってしまったりしていましたので、非常に残念です。

不満に感じていること②：授業

大学の授業をする教授に、残念な人がたまにいます。例を挙げると、明らかに生徒一人一人を見ておらず、最後の成績では、一度も出席をしていない人に単位が来ていたりします。また、自分の政治的思想を授業に押し出してくる先生などもいます。大東文化大学に通うなら、この先生たちの見極めが結構大事になってきます。できる限り周りの先輩から情報を集めて、良い授業だけを受けて行く必要があります。ただ、真面目に授業を受けたい人と、楽で適当にやりたい人が半々くらいなので、ギャップを感じますね。

大東文化大学のおすすめ学部：文学部 教育学科

とにかく面倒見のいい先生が多いです。学生が主催した飲み会に参加してくれたり、ちょっと辛そうな生徒に自主的に面談してくれたり、もちろん進路相談にもしっかりと乗ってくれます。学部全体が教員を目指しているので、仲が良いです。クラス単位での授業もあるので自然に友達もできますし、オススメの学部です。

大東文化大学に通って良かった？

大東文化大学でうまくやっていけるかは人間関係をどれだけうまくやれるかによって変わってくるかと思います。サークルの活動が活発ではないので、そもそもサークルに入る人も半分くらいで、仲間を見つけて行くのに苦労する人もいるようです。授業もグループワークをする学部が非常に多くて、1人で授業を受けていた生徒は少なからず授業に来なくなったりもしていました。どこの大学においても、人間関係は非常に大切だと思いますが、大東文化大学はより人間関係を必要としていますので、人によっては合うかもしれませんし、全く合わない人もいるかと思います。