京都大学の評判・口コミ【理学部編】

満足していること：部活・サークルの種類がとても多い

京都大学の部活動、サークルの種類はとても多いです。今まで聞いたことのないようなサークルがたくさんあります。私が所属しているのは、部員が100人以上いる部活なのですが、練習場所や器具などがそろっていて、高校まででは考えられないような活動が出来ています。試合の度に宴会が開かれますが、京都大学の運動部では未成年の飲酒に対する制限がかなり厳しく、お酒を勧められるどころか、先輩たちに絶対飲むなと厳しく言われるため、その点に関しても安心です。自由に活動でき、お酒を勧められる心配がないのはとてもありがたいことです。試合の交通費や諸経費でお金は少しかかるものの、旅行など楽しいイベントもあり満足しています。

満足していること②：キャンパスや設備が充実している

関西トップの国公立ということもあり、京都大学の設備と校舎は高校とは桁が違います。教室の移動には自転車が必須で、もう半年以上通っていますが、実際に入ったことがあるのはほんの一部の教室だけです。コンピュータも１つの教室に100台近くあり、数が足りなくなることはまずありません。しかも京都大学は複数のキャンパスを所有しており、まだまだ私も知らない建物がたくさんあります。また、京都大学の図書館は数が多いです。各学部ごとに図書館があり蔵書数もかなりのものです。珍しい本や古い本など、ありとあらゆる本がそろっています。ただ小説に関してはかなり少ないです。

不満に感じていること：授業内容のバリエーションがあまり多くない

他大学の授業についてほとんど知らないので比較できませんが、私はもう少し幅広い授業をしてほしいと思っています。いわゆる学問感あふれる数学や化学、物理や古典などはもちろん大切ですし、それらが授業の根幹をなすのは当然だと思います。しかし、デザインや配色、ファッションや常識を学ぶ授業など、もっと多様性のある授業展開を望みます。自由な学風を誇る京都大学だからこそ、知っておくと将来どこかで役に立ちそうな知識を教えてほしいのです。とはいえ、実際京都大学は研究者を輩出する大学ですから、それを実現するのはかなり難しいと思いますが。

不満に感じていること②：立て看板をめぐる問題が面倒

京都大学には、部活の広告や大学への抗議などを看板としてたてかける「タテカン」なるものが存在していたのですが、先日景観や安全性などの問題で禁止となりました。そのことについては正直何の関心もないのですが、そのタテカン禁止への抗議のタテカンを立てかける人がおり、それを大学側が撤去するような状況になっています。大学の門の前でひたすら抗議する人も現れて、授業の移動の邪魔となっていて迷惑です。そのタテカンをめぐるいざこざが面倒くさくて、早く収まればいいなと思っています。

京都大学のおすすめ学部：経済学部

京都大学ではいわゆる変人が多いというのはみんなが言うことですし、いわゆる暗い人の割合がかなり多いです。しかし経済学部はその中でも比較的社交的な人が多いため、この学部であれば学部の友達と存分に大学生活を満喫できることと思います。

京都大学に通って良かった？

学力の高さから就職でも有利でしょうし、大学の規模も大きいためいろいろな地方から人が集まってきて、刺激的な毎日を過ごせています。大学にはそれぞれブランドというものがあるでしょうけれども、それに関してもうちの大学は問題ありません。小さいころ少し憧れていた大学でもありましたし、そのころから勉強を頑張ってきたという誇りをもって通うことができています。