東海大学の評判・口コミ【観光学部編】

満足していること：研修制度が整っている

観光学部は、将来的に第3次産業で働きたい学生が集まっています。有名なパシフィコ横浜でのホテル研修や、1ヶ月間を費やす海外航海研修、一般的な学生ではなかなか行く機会のないカナダやヨーロッパでの研修などを、大学が格安な費用で企画してくれます。他の大学と比べると豊富な研修制度があるので非常に良い点だと思います。さらに、第3次産業の中心である接客業が好きな学生が多いので、積極的に参加する人が多く、それに大学側も応えようと募集人数が多いことも素晴らしいと思ったからです。

満足していること②：語学系の授業が充実している

観光学部ということで、社会へ出たときに英語や第二外国語を使う機会が他学部の学生よりも多いと考えられています。そのため、1年生のときは英語と第二外国語が必修、2年生は英語が2科目ありどちらも必修、そしてTOEICは全員強制受験なので、語学に関しては非常に力を入れていて素晴らしいと思います。他にも英会話やビジネスで使える英語に特化した授業があります。また英語の簡単な本を読むことを強く推奨していて、授業の評価ポイントに読んだ本の冊数や文字数があるなど、常に英語に触れるような仕組みになっているからです。

不満に感じていること：代々木上原校舎でのサークル活動がほぼない

観光学部は1年生の間は神奈川県にある湘南校舎で学ぶのですが、2年生からは東京都の代々木上原校舎に移ります。そちらでは、サークル活動がほぼないと言っても過言ではないほど、活発さに欠けます。湘南校舎ではあちらこちらで部活やサークルの勧誘や活動が見られるため、活気ある大学という印象があったのですが、代々木上原校舎に移った途端「授業をするための場所」というような、少し寂しい印象が強くなりました。この点が他の学部とは異なるので不満に思います。

不満に感じていること②：代々木上原校舎の設備環境が悪い

既述のとおり観光学部は、広大な土地を使った湘南校舎から狭い代々木上原校舎に移るのですが、その校舎が非常に設備が良くないです。エレベーターは湘南校舎には十分な数があったのですが、代々木校舎には1つしかない上に非常に狭く、一度に乗れるのは6人が限界だと思われます。さらに動きも遅いので、階段で登った方が早いほどです。食堂についてもバリエーションが乏しく、名物の格安お弁当はすぐに売り切れてしまいます。食堂内の席数も少ないため、次の授業の教室で食べる生徒がほとんどだからです。

東海大学のおすすめ学部：観光学部

これから社会に出る人々は語学力やコミュニケーション能力を非常に必要とされると思うので、その点については観光学部は優れていると感じます。特に、接客が好きで性格も明るい学生が集まるので、コミュニケーション能力については他の学部よりも圧倒的にあると思うからです。授業内でもグループワークや話し合いをする機会が多いので、人見知りの人でも馴染めると思います。

東海大学に通って良かった？

東海大学観光学部は滑り止めだったので、もともとあまり期待はしていなかったのですが、専門的な観光を扱う授業があまり多くなく、知りたいことを知れる機会が少ないです。授業数も教授の人数も、他の校舎に比べて圧倒的に少ないと思います。そのため、同じ学年の人はみんな似たり寄ったりなスケジュールになります。そうなると新しいコミュニティに触れる機会も少ないので、人脈は広がりにくいと思います。しかし、密接な関係を築くことによってのメリットはありますし、研修制度、留学制度については十分なものだと思うので、後悔はしていないです。