東北大学の評判・口コミ【法学部編】

満足していること：国立大学として社会的な評価が高い

東北大学は、戦前に日本で2番目の帝国大学として設立された東北帝国大学の流れをくみ、全国的に古くからよく知られ、どこで出身大学を名乗っても恥ずかしくない大学です。その上、名乗っても東大や京大ほど萎縮されることもない、丁度居心地の良い社会的評価が得られます。また、東北地方では今も東北大学のブランド力は強く、東北6県では東北大学卒というだけでそれなりの信用を得られるので、地元での就職には大変有利となっていることが大きな魅力です。

満足していること②：交通アクセスが良い

東北大学の文系学部は、仙台市青葉区の川内地区（川内南キャンパス）にあり、市内の中心部や繁華街にも徒歩で楽に行ける範囲にあります。そのため、郊外型キャンパスの大学より社会から隔絶する度合いが低く魅力的です。大学の講義が終わった後、友人達と食事に行ったり遊びに行ったりするのも気軽にできます。更に、2015年に開業した、仙台市地下鉄東西線の川内駅とキャンパスが直結しており、以前にもまして通学が大変便利になり、中心部にも更に早く行けるようになりました。

不満に感じていること：文系キャンパスがやや手狭

文系学部のある川内南キャンパスは、交通アクセスや市内中心部へのアクセスが便利な反面、敷地面積に限界があります。その敷地内を、文学部、経済学部、法学部の3つの学部が共有しているので、どうしても手狭になってしまう点が不満です。文系キャンパスの食事・厚生・購買施設である「メイプルパーク川内」もそれほど広くないので、昼食時など学生でかなり混み、思うように食事が取れないこともあるので、注意したほうがいいかもしれません。

不満に感じていること②：図書館の収容人数が少ない

川内南キャンパスには、東北大学附属図書館（本館）が立地していますが、全体的な学生数の割に、収容出来る人数が少ないです。（理系には、一応図書館の分館が医学部・理学部・工学部・農学部それぞれにあります。）隣接する川内北キャンパスへは、全学教育のために理系の1、２年生も通ってくるため、テスト時期に大変混雑してしまう点が大いに不満です。席の取り合いになることもあり、食堂などで勉強している学生も出て、そちらの混雑にも拍車をかけてしまうことすらあります。

東北大学のおすすめ学部：工学部

高い研究実績は全国的にも有名で、世界的にも知られています。特に金属材料や電気系は、研究施設、研究者（教育者）共に、東大や京大にも負けないレベルを昔から維持していますので、研究だけではなく就職にも大変強い学部でもあります。

東北大学に通って良かった？

大学時代はアルバイトなども、大学名だけですぐ決まることも多く、おいしい思いをすることが多かったです。家庭教師や塾講師の口も多く、時給も高めです。そして、何より教育内容も、教養学である全学教育から専門教育まで高いレベルですから、大学を卒業してからも十分活かせるだけのものを得ることが出来ます。