長崎外国語大学の評判・口コミ【外国語学部編】

志望理由

私は高校生のころからドイツ語に興味があり、大学へ進学するなら絶対にドイツ語を専攻して学べるところがいいと思っていました。しかし、実際にドイツ語を専攻して学べるところは少なく、偏差値がかなり高いところばかりで、自分では到底たどり着けるレベルではありませんでした。そんな中、地元から比較的近くドイツ語を専攻して学べるのがこの大学と、もう一つありました。実はもう一つの大学のほうを本命にしていたのですが、倍率がかなり高くなっており残念ながら落ちてしまいました。しかし、今はこの大学に進学できて良かったと思っています。

大学で勉強していること

私はドイツ語専攻なのでドイツ語会話・講読・文法を勉強しています。それと併せて英語の会話・講読・文法も勉強しています。ドイツ語の授業はネイティブスピーカーの先生に教わるので、より発音が正しいものになります。しかも先生は、ドイツ語はもちろん日本語・英語も話すことができるので「なんと言っているのかわからないまま」になることはありません。英語もドイツ語と似ているのですが、私の会話と講読の授業はどちらもネイティブスピーカーの先生です。授業中はたまに日本語が出ますがほとんど全て英語です。わかりづらい単語は理解できるように具体例を挙げて言ってくれます。

満足していること：ネイティブスピーカーがいる

ネイティブスピーカーがいるのでより発音が正しいものになります。しかも、1つのクラスの人数が少なく講義形式でないため、先生との距離が近く、コミュニケーションのとりやすさや質問のしやすさに満足しています。また、留学生も授業に参加しているので、私の学んでいるドイツ語以外に英語も用いられることがあります。そのため、1つの授業の中で3つの言語が用いられ、より多くの言語に触れることができることも満足していることの1つです。

不満に感じていること：課題の提出期限が曖昧

いろんな場面であるのですが、例を挙げると、毎週レポートを必ず課題として提出させる授業で、授業をする先生が急に変更になる、提出期限が毎回変わっている、挙げ句の果には提出期限の日時を言わないなど、かなりルーズなところがあります。また、どの大学でも同じなのかはわかりませんが、授業が始まってから10分以上経っても教授が教室に来ないことが、どの授業でもかなりの頻度であります。ネイティブの先生が多いため日本人の考え方と差があるのかもしれません。

長崎外国語大学のおすすめ学部：現代英語学科

この大学には現代英語学科と国際コミュニケーション学科の2つあるのですが、どちらも英語・韓国語・中国語・フランス語・ドイツ語と多様な言語を学ぶことができます。より英語とそれ以外の言語を学んでみたいという場合は現代英語学科の方が学べます。国際コミュニケーション学科だと、どうしても専攻する言語と英語以外の言語の履修時間が被ってしまうため、なかなか身につきません。もし1つの言語に興味があるという場合はもちろん国際コミュニケーション学科がオススメです。

長崎外国語大学に通って良かった？

初めは地元に近い別の大学に行きたかったのですが、その大学はマンモス校であるため、もし入学できたとしても生徒数が多く、先生と話す機会は少なかったと思います。その一方でこの大学は、全校の生徒数が少なく、先生と生徒の距離が近い、ネイティブスピーカーの先生が多い、留学生が全生徒の約半分を占めている、留学制度が整っているなど、私が言語を学ぶ中でとても多くの利点があります。そのため、今はこの大学に進学できて良かったと思っています。