長崎大学の評判・口コミ【水産学部編】

志望理由

海洋産業に興味があったため、水産学部がある国立大学の長崎大学を選びました。受験に必要な教科が、数学1A・2B、理科1科目のみということで、受験対策がしやすいと思い長崎大学を選びました。大学で開催されるオープンラボに参加し、水産学部の研究内容が面白かったので、さらに興味が湧きました。結果は、前期で合格し入学を決意しました。

大学で勉強していること

水産学部と言うと魚の方が主な研究内容だと思われますが、海洋環境の様々な現象を生物学、化学、物理学の視点で紐解いていく必要があると分かりました。私は海苔について研究を行っていますが、ただ調べるのではなく、海苔の産業に関わる経済についても考える必要があると分かりました。また、学問面だけではなく、研究室の運用の仕方、人間関係の構築など人との関わり方についても学びました。

満足していること：国立大学

地方の大学ですが、認められている大学だと思います。実際に就職活動を行なっていても、超大手企業でなければ殆どエントリーシートで落とされることは無いと思います。また、町に出ても長崎大学の生徒であると言うと、長崎県内であれば一目置かれていた印象があります。国立大学なので、卒業研究は教員１人に対して生徒3人までと制限されており、面倒見が非常に良かったと思います。

不満に感じていること：研究予算が不足している

国立大学であるにも関わらず、年々予算が減少しており、このままでは研究機関として成立しないほど予算が不足しています。一方、設備についても劣化が進んでおり、大学の予算が減少していることが分かります。実際に、学部生1人あたりの研究予算は2万5千円となっており、まじめに研究すると予算が不足するため、研究室に所属された学生も教授陣も意欲が低いと言わざるを得ません。残念ですが、現場が全く分かっていない人が大学を仕切っているとしか思えません。

長崎大学のおすすめ学部：医学部

最も予算がつけられており、設備も良いものが揃っているように感じました。また、卒業後も医者、看護師、検査療法士など資格を取ることのできる学部なので、進学するのであれば医学系の学部に行くべきだと思います。

長崎大学に通って良かった？

世間に対しては、学生のことを1番に考えていると言っているが、全くそう思えません。学部の設備が壊れて、研究(実習含む)に明らかな支障が出ているにも関わらず、そこに対応してもらえないのは本当にがっかりです。しかし、水産学部の先生方は真剣に生徒と向き合ってくれて、不満は全くありません。他の大学と比較できませんが、人についての不満はなく、不足している設備、物販が多すぎるように思います。