大阪市立大学の評判・口コミ【商学部編】

大阪市立大学の特徴

大阪市内にある唯一の公立大学です。杉本キャンパスは阪和線杉本町駅に隣接していますが、阪和線は遅延がとても多い線で関西では有名です。快速等が停まらないので、電車の本数も少なく交通の弁は悪く、駅前は廃れています。定食屋が数件、居酒屋が数件といったような具合です。多くの生徒が自転車を有しており、飲み会等は御堂筋あびこ駅付近で行うことが多いです。交通の弁は悪いとはいえ、大阪市内ですので天王寺、なんばなどへの距離も遠くはなく遊ぶ場所には苦労しません。空き時間には天王寺で買い物やランチをする学生もいます。その立地からか京阪神からの進学者が多く、次いで中国・四国地方、東海他方が多いという印象です。関東方面からの進学者はほとんどおらず、偏差値の割に知名度が低く、また第一志望は京阪神だった人が多いせいか内向的な性格を持っています。他大学との交流が少なく、規模も小さいので人脈を作るのは難しい大学です。

満足していること：進路・就職

たしかに偏差値の割に全国での知名度は高くありませんが、関西での知名度はあることと、大手企業の学歴フィルターに引っかかることはありません。外資系一流企業には強くありませんが、日系大手企業への就職は大学の名前で苦労することはありません。また地元への意識が高いから関西での就職には特に強く、優良中小企業など関西中心で働きたい他考える人間にとってはコスパのいい大学であると思われます。理系の研究室からの推薦も一流企業の研究職はの門戸が開かれておりいい環境だと思います。

満足していること②：キャンパスの立地

阪和線沿線ということで、不便な点はありますがやはり大阪市内にキャンパスがあるだけあって、天王寺、梅田、なんばへのアクセスは悪くはありません。遊ぶ場所やバイトをする場所には困りません。近隣には学祭マンションも充実しており、駅周辺は廃れているとはいえスーパーやコンビニなどは充実しているので下宿生にとっても生活環境は整っているといえます。また自転車で10分ほどで御堂筋あびこに行けるので、周辺は商店街などで賑わっていますし、御堂筋線を利用できるのは便利です。就活の際も多くの企業が最終面接以外は大阪にも会場を設けるので移動に時間がかからないのが良い点です。

不満に感じていること：姿勢が内向的

非常に内向的な姿勢で、チャレンジ精神がない大学です。他大学との交流もなく人脈が広げられないのも不満の１つです。よく言えば真面目ですが、総じて地味で消極的な学生の集団という印象です。そのせいか三商大と言われる大学にもかかわらず、経営者、経営層になりたいという人間は少なく、公務員や資格職に就く割合が多いのも特徴かと思います。新しいことをしたい、時代を切り開きたいという人間が少ないので刺激が少ないので物足りないです。

不満に感じていること②：留学制度

世の中がグローバル戦略で動いてるのにもかかわらず、非常にグローバルには遠い大学です。外国語教育や、グローバル教育に力を入れているようには感じず、留学制度はあるものの留学に行く学生の割合は少ないです。また留学制度など広く知られていないのが現状で、詳しく知らない学生の方が多いです。もう少し大学として留学制度の広報や、バックアップ体制を強化してほしいという思いがあります。またそれに伴ったグローバル教育も必要だと思います。

大阪市立大学のおすすめ学部：商学部

大阪市立大は神戸大、一橋大と並ぶ三商大の１つで商学部が名門です。他の2大学との交流もあり教授層も厚く、学ぶことは多くあります。就職にも強く経営層にはOBも多くいます。その割には単位も取りやすく私生活の充実も図れるバランスの良い学部です。

大阪市立大学に通って良かった？

地味で消極的な大学生ですが、学生は総じて真面目でコツコツ頑張れる人が多いです。授業等も破綻することなどなく、皆真面目に出席するので非常に取り組みやすいかと思います。また就職にも強く、そこそこな知名度があることは大きなメリットです。大阪市内にある唯一公立大学ということで、当たり前ですが学費は安く、都市部へのアクセスも悪くはないということで、学生生活は十分楽しめる環境が整っています。目的意識を持って学べば非常に良い環境です。