北海道教育大学の評判・口コミ【教育学部編】
最終更新日:2020/11/26
北北秋琉室
今回は、北海道教育大学 教育学部 国際地域学科に現在通っている3年生に北海道教育大学の雰囲気や魅力、特色について、伺いました。回答の中で、進路・就職、授業など、在籍している人ならではのリアルな口コミ・評判を教えていただくことができました。後半パートでは、北海道教育大学に通って良かったかについても、ずばり回答していただきましたので、函教 教育学部に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
回答者プロフィール
- 大学:北海道教育大学 教育学部 国際地域学科
- 状況:現在大学に通っている(大学3年生)
- 性別:男性
- 総合評価:★★★★☆(満足)
北海道教育大学の特徴
北海道の各地にキャンパスを持つ大型の教員養成大学です。特に函館キャンパスは附属する教育機関が他のキャンパスよりも多く、大学を通せばいつでも見学に行くことができたり、児童生徒と関わりを持つことができます。 見学や観察が比較的容易にできるので、将来は教師になりたいと思っている人にとっては現場を知る大きな機会となるでしょう。それら附属機関との連携も密なもので、そちらの先生方との交流も多くなります。そのため、現役で働く先生方からの支援が多く受けられることも魅力でしょう。
満足していること:進路・就職
教員養成学校ということもあり、教員の道を進む人が多いです。昨年の例で言えば函館校の学生の教員志望者のうち9割近くの者が教員として採用されているそうです。函館校では基本的には小学校の教員が多いのですが、カリキュラム上では中学校、高等学校などの教員免許を取得することも可能となっており、一概に教員を目指すといっても幅広い選択肢があります。 また、教員を目指さないにしても新千歳空港株式会社や北洋銀行などの大手企業への就職も多く、安定した進路に期待が持てます。
満足していること②:授業
様々な教員免許の取得に応じた授業が充実しています。函館校の地域教育専攻では小学校教員の第1種免許の取得が卒業条件に入っており、その取得に応じた授業が自動的に組み込まれています。 単に講義を受けるというよりは、模擬授業や学校観察、小学校で実際に児童と触れあうといったような演習系の授業が多く用意されており、教員を目指す上で必要な能力、知識などを体験的に習得することができます。 また、模擬授業などでは必然と人前で話すことも多くなるので、人の前に立つことが苦手な人にとっては克服する機会にもなるでしょう。
不満に感じていること:ゼミ・研究室
ゼミ配属を決める際に担当教員と研究内容を決めるのですが、そのときの選択肢が狭いように思えます。配属先は専攻によって区分されており、その専攻ごとの研究室数が少ないのです。 そのため、本当に自分がしたいこと、研究したいことが配属された研究室とマッチするかどうかが怪しいところです。 また、全ての研究室とは言いませんが、ゼミによっては単に教授の仕事を手伝うだけのところがあるらしく、そうなると自分がしたい研究どころではありません。早いうちに自分がしたい研究を明確にし、研究室の教授にアピールすることが必要となります。
不満に感じていること②:部活動
正直なところ函館校はあまり広いキャンパスとは言い難く、部活動やサークルの活動場所が少ないように感じます。運動系のサークルなら、他の運動系サークル或いは運動部と体育館やグラウンドの使える日の折り合いをつけなければなりません。となると、1週間辺りの活動が少なくなってしまいます。サークルであればそれでも良いのかもしれませんが、比較的本気なイメージがある部活動系の人にとっては物足りないかもしれません。仮に活動を増やすなら、地域の活動可能な場所にお願いするなどの手段を取らなければなりません。
北海道教育大学のおすすめ学部:教育学部
北海道教育大学函館校には教育学部しか存在していないので、学部選びは迷いません。しかし、一概に教育学部といっても小学校教員の養成する専攻、教育的視点からグローバル化する地域社会を支える人材を養成する専攻、など多岐に渡ります。 そのため、北海道教育大学は学部という広い枠組みで見るのではなく、その中で何を目指すか、どこの専攻ならそれが可能かということを考える必要があります。 ちなみに私は教育学部 国際地域学科 地域教育専攻に所属しており、こちらは小学校教員養成を目的とし、他の専攻よりも学校現場を深く知ることができるので、オススメです。
北海道教育大学に通って良かった?
教員を目指す上で必要な能力、知識などを取得する上で様々な講義、演習をこなしてきましたが、教員を目指す目指さないに関わらず、これらは貴重な体験です。特に学校現場に赴いて見学させてもらったり、実際に授業をさせてもらえるという体験はこの先中々できるものではありません。 さらに、附属学校との連携のお陰で先進的な教育に携わる先生方からの貴重なお話も聞けます。なにより、それが手軽にできることは大きなメリットでしょう。 将来的に教員になるかはわかりませんが、そんな私にとっても貴重な体験ができる良い大学です。
ほかの学生による投稿口コミ(北海道教育大学 教育学部)
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回答者プロフィール
- 大学:北海道教育大学 教育学部 国際地域学科
- 状況:現在大学に通っている(大学4年生)
- 性別:女性
- 総合評価:★★★★☆(満足)
北海道教育大学の評判・口コミ【教育学部編】
志望理由
幼稚園教諭の免許を取得したいと考えていたため、この大学を選びました。地元から近い大学で二次試験が難しくない大学がそこしかなかったのです。センター試験のボーダーも高くなく…続きを読む
学んでいること
主に初等教育について学びました。小学校教員免許の取得が卒業のために必要であったので、教育実習に行くために必要な知識や授業力、児童と関わる機会を持つための授業が多く設定さ…続きを読む
満足している点
教員免許が必須な専攻であっても進路は自由に選べますし、教員免許の取得が自由な専攻では自分の意思で最後まで取得を目指すこともできます。難しくなった時点で諦めることもできま…続きを読む
不満に感じている点
大学自体が古いようで、学食や購買が狭かったり、学食以外でお昼ご飯を食べられる場所がなかったりします。講義時間以外の学生が勉強したり過ごせる場所がなかなかないので、時間を…続きを読む
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回答者プロフィール
- 大学:北海道教育大学 教育学部
- 状況:大学卒業
- 性別:女性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
北海道教育大学の評判・口コミ【教育学部編】
志望理由
「国公立大学に行くことが大学に行ける条件だ」と両親に言われ、絶対自分には無理だと思っていました。しかし高校3年生のときの担任が必死に大学を探してくれたおかげで、行ける可…続きを読む
学んでいること
スポーツ教育学部なので、体育実技はもちろんのこと、栄養学や社会学、心理学といった教員に必要なカリキュラムを勉強しました。一番難しかった単位は『運動生理学』という筋肉や体…続きを読む
満足している点
北海道教育大学は札幌、釧路、函館、旭川、岩見沢の5つのキャンパスに分かれています。取れる教員免許は各キャンパスごとに分かれておりますが、履修登録をすればどの分校にも行き…続きを読む
不満に感じている点
どの分校も周囲には何もありません。北海道だからということもあるのかもしれませんが、平面に広がる道路を見て皆が皆「何も無いな…」と思ってしまうことと思います。また、雪が大…続きを読む
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北海道教育大学(教育学部)専用掲示板
北海道教育大学 教育学部の基本情報
- 名称:北海道教育大学 教育学部
- 法人名:国立大学法人北海道教育大学
- キャンパス:函館校
- アクセス:JR函館本線函館駅からバスで10分
- 所在地:〒040-8567 北海道函館市八幡町1の2
- 公式HP:http://www.hokkyodai.ac.jp/hak/
目次
北海道教育大学の特徴満足していること:進路・就職
満足していること②:授業
不満に感じていること:ゼミ・研究室
不満に感じていること②:部活動
北海道教育大学のおすすめ学部:教育学部
北海道教育大学に通って良かった?
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名無しさん
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