愛媛大学の評判・口コミ【法文学部編】

愛媛大学の特徴

愛媛大学ではクウォーター制をとっており、前期と後期をさらに細かく分けたカリキュラムを組んでいます。簡単に言えば、4学期制のような感じです。そのため、他の大学に比べて学べる分野が広いと感じています。半期を通してずっと同じ時間割だと中だるみしてしまいますが、その半分の期間で1クウォーターが終わるので、勉強に対するモチベーションを維持することができます。クウォーター制のおかげで、忙しい時期を避けて授業を取ることもでき、アルバイトの調整もしやすいです。

満足していること：キャンパスの立地

大学の付近に繁華街や飲食店が多く、部活やサークルを夜遅くまでやった後でもすぐにごはんを食べに行くことができます。安くて量が多い店がたくさんあり、大学の友人や先輩・後輩とのコミュニケーションをとるきっかけにもなるので良いなと思います。アルバイト先もそういった大学近くの飲食店が人気です。また、大学付近の家賃が安く、徒歩や自転車で通えます。以上のことから、キャンパスの立地は便利かつ経済的で、アルバイト探しもしやすい、大学生にとっては理想的な場所にあると思います。

満足していること②：アルバイト・インターン

学食の皿洗い、学内ショップのレジ打ち、先生の補助、講義で使うビデオの字幕入れなど、学内アルバイトが豊富です。自分に合ったアルバイトを選べますし、大学がバックについているので労働条件などのトラブルの心配が少ないので、初めてアルバイトをする人にはおすすめです。一緒に働いている人も同じ大学なので、学内での人間関係が広がります。私も学内アルバイトを通して、学部や学年関係なく様々な人と交流することができました。

不満に感じていること：キャンパスの環境

キャンパス内に地図が少ないため、1回生の時は建物や教室の場所が分かりにくかったです。また、共通講義棟、共通教育棟、総合教育棟と似たような名前の建物が多く、紛らわしいです。建物に入っても階段の数字表記が小さく、自分が今何階にいるのかわかりにくいです。また、教室の場所を「演習室1」などと建物の名前なしに指示されることがあり、どの建物の何階にその教室があるのか分からないこともありました。学内に地図がもっとあればいいなと思います。

不満に感じていること②：授業

1回生のうちは専門の授業が少ないため、高校の延長みたいな感じがしました。また、以前2学科だったのを1学科に統合したため、同じ学科の人でも興味の対象が全く違っており、自分が専門としたい分野の人とじっくり話し合える機会が少なかったです。専門にしたい分野を決めずに来た人、他学部に比べて楽そうだからという理由で来た人もおり、他学部の学生からは「あの学部は何をしているのかよく分からない」と言われることも多いです。

愛媛大学のおすすめ学部：教育学部

授業や実習が多く、大変そうですが、勉強内容や学生のモチベーションはとても高いなと思います。特に、特別支援のコースでは医学的な観点からも授業をしているため、自分のしたいことをより深く学べると思っています。

愛媛大学に通って良かった？

総合大学であるため、他学部の人との関わりが多く、自分の専門外の話でも分かりやすく教えてもらえます。また、愛媛大学では教育学部以外の学部でも教員免許が取れるのですが、生徒との関わり方や授業の進め方といった、教科以外に関する部分は教育学部に比べると不十分な部分もあります。それを教育学部の人に聞いて補うこともできます。また、共通教育で専門外の授業を受けたときには、その専門の学部にいる人に勉強を教えてもらっています。